言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

夏の鵠沼海岸

2024-07-21 | 所感折節
梅雨明けの 鵠沼海岸を 歩いてみた

気温はさすがに暑いけれど       

風があり 海岸を散歩するに気にならない

商店街のお店も 夏仕様
      
    
ビーチバレーの大会が実施されていた
  
 

波も穏やかで サーファーはあまり見かけない  
      
浜辺を悠然と歩く地元?のオッサン 良く日焼けしている ビキニ顔負けの褌があるようだ
    
   
 
ビーチハウスもあまり混雑してる様子はなく余裕
      

 梅雨明け翌朝の空はとてもスッキリしていた  
       

ジャッカル

2024-07-15 | 所感折節
なんとも衝撃的な事件 衝撃的な写真だ

まさに 時を切り取った一枚

      NHKテレビから

ジャッカルの日 という映画を思いだす

時の将軍 ドゴールを暗殺せんと スナイパーが放った銃弾は

無意識に俯いたドゴールの頭上を走り 路上に散った


現実に起こった トランプ候補の場合 

資料を見ようと 一寸頭を傾げたその瞬間に 銃弾は耳をかすめ去った

事件後 犠牲者が出たとはいえ テレビ視聴者も含め 

多くの支持者の注視するなか 紙一重で死から逃れたトランプの姿は衝撃的だ

映画 「フェラーリ」

2024-07-06 | 映画 音楽
車が 三種の神器の一つだった頃

フェラーリ マセラティー ポルシェなど数々の外車は  夢の車だった

ラジオで聞く ル・マン24時間耐久レースのエンジン音   遠のく排気音 は 大きくとも心に響く音だった

タイヤの軋む音 焦げる臭い   排気ガスの臭い  生きてるが如く反応するタコメーターの針 ・・・・・

そういう車にまつわる楽しみを卒業してしまった昨今 なんとなくこの映画を観る気になった

ストーリーでの人間関係はどうでも

今でも通用しそうなイタリア車

風光明媚なイタリアの山野を疾走し あるいは 歴史ある街中を駆け巡る レース展開 
              

血の気の多そうなイタリア人

映画館ならではの音響で聞かせてくれる 猛々しいエンジン音 吠える排気音

タイヤの摩耗を軽視したばっかりに起こる悲惨な事故 ・・・

監督は何を伝えたかったのか知らないが 当方のノスタルジーには十分応えてくれた映画だった


2023年製作  監督:マイケル・マン  主演:エンニオ・フェラーリをアダム・ドライバー

原題:Ferrari     米英伊サウジアラビア合作  130分  PG12

写真は全てユーチューブより拝借しました




スタジオのイントラ

2024-06-30 | フィットネスジム
今年も半年を過ぎる   ひと夏 過ぎた感がする

半年という節目だからという訳でもなかろうが よく参加していたスタジオのインストラクターが相次いで交代した

10年近くスタジオでリードしてきたインストラクターなので 多くのファンに驚きがあった

かつて交代の時 泣きながらリードしてくれた 若い男性インストラクターがいた

人気もあったし いきなりの交代だったので 多くの参加者は声もなく 唖然という感じのラストレッスンだったのを覚えている

インストラクターの立場は弱いのだろう 代わりはいくらでもおりますと言われれば強いことも言えない

しかしインストラクターは 新しいスタイルのエクササイズを取り入れ 楽しくエクササイズできるよう工夫し それなりに努力しているはずなのだ

参加者には そんなエネルギーがよく伝わってくるし 魅力となって惹き付ける

それだけに インストラクターの交代は 少なからずショックなのだ

7月から新しいインストラクターによるエクササイズが始まる

楽しみだ


都知事選

2024-06-22 | 所感折節
有権者ではないが メディアの情報から 感ずるところがある

都の有権者は 1100万人を超える    マンモス都市 東京

そんな多くの人たちが 7月7日に 投票所に足を運ぶことになる

スマホが普及した今 なんとなく時代に沿ってない と思わぬわけではない


立候補者は56人  ポスター掲示板をはみだすさわぎに

張り出されたポスターも 選ぶというより眺める 壁画みたいになってる

警察が警告を出すというのもいつもとは違う

掲示板に使用する木材も多く 設置に使われる経費も多いのだろうな思う


政見放送も 11時間を超えるのだとも      おそらく聞き比べする有権者はいないと思う


テレビや新聞は4人の立候補者の顔を主に報じている

小池 石丸伸二 蓮舫 田母神

街頭演説とウグイス嬢に加え ツイッターやユーチューブ等電子戦も交えた今回の都知事選は

誰が勝利するのか興味がある

父の日

2024-06-17 | 所感折節
父の日に バラの花束をもらった
             
例年 焼き菓子だったけれど 今年はバラ

自分がまだ子供のころには 父の日はなかった
いつのまにか 母の日というのができた 
外国にはこういう日があるというので 日本にもできた日と思っている

その日が来ると 学校とかで 先生が お母さんに感謝をしなさい と言って
何かしら贈り物を作らされ ありがとうの一言を添えて贈った
あの頃そういう言葉が言えなくて 口の周りが溶けそうだった思い出がある

父の日は 別にこれという理由はないが 母の日ほど ありがたさみたいなものは感じない 
むしろデパートの販促 テレビの画顔みたいなのが大きく感じ 少なからず チガウダロ という気がする

別にいいじゃない という気がしないわけではないが
バラの花束なんぞ贈られると悪い気はしない
率直にうれしいのだ

征爾のことば

2024-06-16 | 語録
本当にいい指揮者というのは
ピタッとおなかのなかに 音楽が入っていて
ちょっと台に立って ほんのちょっと動かしただけで
あっ こう来る こう来たいんだよな  と楽員さんが分かるのが
いい指揮者だと思うんです
・・・・・
楽譜の その裏のものは何だ ということを読め と
それが演奏家っていう役目だぞ と
時代のことも分からなければいけないし 
作曲家の癖もわからなきゃいけないし 
作曲家の精神も分からなきゃいけないし 
それからもちろん作曲家の技術を理解しなきゃいけない
・・・・・
作曲家が悲しいと書いてもね 
どのくらい悲しくまでやっていいか というのはあんまり書いていないんですよ 
音楽の場合は本当にニュアンスの差がちょっと違うから
幅というか 高さ か知らないけれど奥深いですよ 
それを指揮者なんかのばあいは意識してやっていかないと 味が出ないというかね
結局お客さんというのはね 音楽会に来てそいうのの 
幅があったり 高さ 深み があったりすることがいいと 
ああ と納得して その曲のいちばんいいところを聴いたなと思って帰ってくれるわけですよね
・・・・・
人生でこういうふうに僕は思うんだけど 
今やらなきゃダメなんだ と僕は思うわけ
今やらなきゃダメ
それはやっぱり音楽家だからかな 
音楽って 今 のものなんですよね
音楽って 今
今この音を鳴らさなきゃいけない そういうのがあるから そういう頭になっているのかもしれないね 僕は
         
                                                                    NHK  あの人に会いたい

鸚鵡小町

2024-06-10 | 能・芸能
暑くもなく 寒くもない 9日の午後 国立能楽堂に行った
                         

番組は
    ● 狂言 文相撲  シテ 山本東次郎

    ● 能  鸚鵡小町  シテ 観世喜正  ワキ 野口能弘

                 笛 松田弘之  小鼓 鵜澤洋太郎  大鼓 柿原弘和  太鼓 小寺真佐人

老女モノは 動きが少なくまた躍動的ではない  台詞も理解が難しく 一度見聞きしたした位では全然わからない これで100分位観続けるのはとても辛い
隣に座った観客は 謡本を見ながら鑑賞していたけれど かなりの人が謡本を読みながら観ていたようだ  当方はときどきウトウトした
                         

あらすじは
年老いて 目も不自由になった小野小町に ある日帝の勅使が訪れる
帝は 優れた和歌を集めようと考え その昔歌人として活躍していた 小町を思いだし 今は零落した小町に 帝 自ら和歌を詠み 勅使に託し 返歌を望んだのだった

眼の不自由な小町へ 勅使が詠む帝の和歌
         雲の上は ありし昔は 変わらねど 見し玉簾の 内やゆかしき 
を聴き 小町は
         雲の上は ありし昔は 変わらねど 見し玉簾の 内ぞゆかしき

つまり 御所の内を懐かしいと思いませんか という問いかけに 懐かしいと思いますと オウム返しに一字を変えて 返歌としたのだった


そして 勅使の請われるまま 小町は舞を舞い 勅使を見送るのだった
 
 
 
 

バレエ・マスター 小林十市

2024-06-07 | 語録
今思うと
恐らく ベジャールさんに
一番振り付けをしてもらった日本人は
自分ではないか
ネコの役も3回やった

祖父 小さんの
狸の噺なら 狸の了見にならなきゃいけねえ
という言葉を紹介しながら

らしさ を出すというのは
バレエも落語も同じだ と思った
芝居のように その役になりきるのではなく
自分のフィルターを通して ネコらしさを追求した

一方
ベジャール作品には
芝居のように演出されたものが多い  という

せりふ はないが
内なる言葉だったり
動きが発せられる理由だったり
そういうものを内側に持つことで
外に発せられたときの
厚みが全然変わってくる
                ・・・産経新聞・・・


鹿児島往復

2024-06-05 | 旅行
何年かぶりで飛行機に乗る
               
朝早くの出発便だったけれど ほぼ満席だった
               
上空は晴れていたが 富士山は少し雲がかっていた
               
90分余りで鹿児島に着いてしまう 

鹿児島は 学生の頃 磯浜ユースホステルに泊まって以来なので 多少ワクワク感があった

霧島神宮で暗くなるまで寝そべっていたベランダはまだ残っていた
               
あのとき参拝せずに神官と暗くなるまで話し込んだことが思いだされる

昼間に観る霧島神宮はさすがに立派で重量感があった しっかりとお祈りしてきた
               

少し季節外れかもしれないが色んな花が咲いていた
バラ             

アジサイ        
               

ジャカランダ 
                                                     
            
ミヤマキリシマ      
                       

帰りの便は万博のPRが賑やかに施されてあった
               

夕方に羽田に着いたが海面に光る夕焼けがきれいだった