言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

サハラ幻想行

2023-07-30 | 読書 本
ジャーナリスト森本哲郎は1969年にサハラを旅した
ただの旅ではない
何千年も以前に 岩壁に描かれたという不思議な絵にひきつれられ
「私は、ただ見たいのだ。ただ見たいという一心で・・」
三千キロも奥地 サハラを超えて見に行った       カメラマン富山治夫と二人で

準備の方も 「東京で思案していてもはじまらない。とにかく行ってみることだ。」という軽装である
サハラは「…日陰で65℃超える・・サソリ マムシ トカゲ 蟻 蠅・・があたりまえに生息し 」疲れ切って やっと眠れるという過酷さだ

そして 五千年も以前に描かれたという「セファールの巨人」を前に
                                                                                                               
                                                                                                            映像をお借りしました

「この稚拙な絵が なぜ私に かくも名状しがたい印象を呼び起こすのだろうか ・・・
と・・・熱風に巻き上げられた砂のサラサラサラサラという音を聞きながら夢うつつで絵に対していた」と述べている

森本氏はそれ以前にもアフリカの砂漠を旅し 記事にしている
この本は旅をルポするとともに 何もない暑くて思考もままならない砂漠にあって 数々の哲学者の思いを噛み占めた本というのも面白い

東京は連日 暑い 
                                                                     
この本を読むと 暑さ もサハラは異次元 
でも人間は生きれる というメッセージを受け取った

梅雨明け

2023-07-24 | 所感折節
知らぬ間に 梅雨が明けたらしい

真っ白な入道雲が 青空にモクモクと湧きおこり

雷が ゴロゴロとなり ひとしきり ザーザーと大雨が降り

カラッと晴れて やっと梅雨明け という

順序が 摺りこまれた我が頭からすれば

なんともシマリのない梅雨明けに感じる

梅雨明け10日 とか  これから当面晴天は続くのだろうか


呆然とすごしながら ドライフラワーにしたラベンダーを

包装紙に描きつけた
                 
花の紫色は微かにしか残らなかった

救急車

2023-07-12 | 所感折節
眼は虚ろ 全身に冷や汗 意識混濁 みたいになった家内に付き添い救急車に同乗した
救急車に乗るということなど他人事のように思っていたので慌てた
その反省と 備えにしたい

先ず 119番  これが正気を失ってる家内を目前にすると思いだせない
電話で聞かれたこと   ・住所 氏名 ・患者の容態
-日頃ピーポ ピーポとうるさく聞こえるサイレンが待ちどおしかった
4~5人いたスタッフさん
患者に 声掛け 目視 触診等担当する複数スタッフ 
別のスタッフは当方に 家内の健康保険証 お薬手帳 診察券の提示
かかりつけ医 入院の有無 手術歴 本日の服薬状況 何時頃から容態が生じたのか アレルギーの有無 
家族の緊急連絡先  入院に備えて家内の衣類身の回り品また靴の準備など依頼
-これらを短時間に準備また的確に応答する必要がある

車内に収容されてから 救急救命士さんは以上の情報を参考に遠方の医師と電話でやり取りして応急措置を決定
点滴 血圧 血糖値 脈拍 接種酸素量 などコンパクトな機器で測定
この間 スタッフは受け入れ先病院を電話で探す

-医師と受け入れ先病院とは別らしい
受け入れ先が見つかるまで救急車は動けないのだ
今回の場合着いてから1時間近くは自宅前に停車してた
救急救命センターのある病院数は限られている
そこまで搬送 病院へ引き継ぎ 本格治療となる
救急車全般への料金は発生しない

幸いに大事に至らず回復し 帰宅できた
密度の詰まった時間だった

アフターコロナ

2023-07-11 | フィットネスジム
梅雨が未だ明けない  空模様がよく変わる
昨日は関東で37℃前後を記録 場所によって豪雨もあった

コロナウィルス感染症に対する位置付が変更されて2ヵ月あまりになる
それまで毎日テレビでお目にかかっていた感染者数の棒グラフが無くなって
危機感は薄らいだけれど グラフ的には また増えつつあるらしい
当方は先月でマスクはサヨナラしたけれどマスクしてる人はまだ多い

毎日というほど通うフィットネスジムでも対応が少し変わった
フロントのパネル板 検温器等撤去され 各自が使用した機器の消毒も緩和
スタジオのプログラム時間もコロナ前に戻りつつある
スタジオでもマスク無でリードするインストラクターも見かける
                 
                   (ジムのホームページより借用)
グループブラストというエクササイズプログラムに初めて参加してみた
ステップ台を使用したエクササイズ
音楽に合わせ 台に乗ったり降りたり 周囲を走ったり 飛び回ったり
要するに下肢 ランジ系の運動でかなりきつい

オバサン族が殆どだけどよく動く 女性はタフなのか