言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

一噌流お弟子会

2007-03-31 | 能・芸能
日時 3月31日 (土) 午前10時始
場所 観世能楽堂
主催 龍友会 一噌流笛方  一噌隆之

舞囃子  三番三(山本東次郎) 玄象(武田宗典)
    安宅(武田文志)高砂 放下僧 
    敦盛 須磨源氏 松風 小塩(浅見重好)
    葛城(梅若六郎)唐船(武田志房)龍田
    松虫 盛久(藤波重彦)巻絹(武田尚浩)
    融(上田公威)三輪(木月浮行)
    花月(観世喜正)海士(武田友志)小督
一管   鞨鼓
一調一管  花重蘭曲 (助川治)
能 「三輪」 白式神神楽(観世清和・宝生閑・野村萬斎)
  「融」 十三段之舞 (梅若万三郎・森常好)
  「石橋」 師資十二段之式 (関根祥人・野村四郎)

「約束の旅路」

2007-03-20 | 映画 音楽
(別れ・・母の愛)
行きなさい
戻ってはいけない
行きなさい
その時が来るまでは
行きなさい
行きなさい!

解説: イスラエル情報機関が、エチオピアのユダヤ人だけをイスラエルに移送した、“モーセ作戦”の実体に光を当てた感動の一大叙事詩。この作戦に人生を翻ろうされた少年の苦難の人生を描き出す。その養父母を演じるのは『サンサーラ』のロシュディ・ゼムと、アモス・ギタイ監督作品で知られるイスラエルの大女優ヤエル・アベカシス。異国の地でたった一人、必死に生き抜こうともがく少年と、彼を守ろうとする母親の強い愛に涙する。

1984年、9歳の黒人の少年(モシェ・アガザイ)は、ユダヤ人を装いスーダンの難民キャンプからイスラエル行きの飛行機に乗り込む。到着後、彼はシュロモというイスラエル名をもらい、ヤエル(ヤエル・アベカシス)とヨラム(ロシュディ・ゼム)夫婦の養子となる。彼は新天地で新しい生活を始めるが、黒人への差別は激しかった。 (シネマトゥデイ)

製作年度 2005年
製作国・地域 フランス
上映時間 149分
監督 ラデュ・ミヘイレアニュ

不遜

2007-03-18 | 読書 本
自惚れた、誇り高い者だけが
一人ぽっちになる。
神は誇り高い者が嫌いだ。
悪魔は誇り高かったから、
天国から追い出されたのじゃ。
   『雪』オルハン・パムク

失敗しても

2007-03-16 | 語録
新しいチャレンジをしないと、
人間終わってしまうよな、と思うんですよ。
自分のできることだけをして守りに入ると
人間は成長しないし、前にも進まない。
守りに入って暮すことだけは嫌なんですね。
いっつも攻めの姿勢でいたい。
       宮本文昭(オーボエ奏者)

仕舞「玉葛」

2007-03-12 | 能・芸能
手軽な曲として扱われています。これが悪弊になっているというか、教える側も教わる側も曲趣を深くさぐることもなく、ただただ型のみの伝承に終わってしまう傾向にあると思います。そして私を含め能楽師達は「もう一つ面白味に欠ける、やり甲斐を感じない、玉葛の苦悩がはっきりしない…」とすすんで勤める者が少ないのが本当のところです。
『玉葛』は金春禅竹の作品です。彼の作品は『芭蕉』『定家』にみるように、芭蕉という植物に象徴される精神的なスケールの大きさ、式子内親王の恋の妄執の心の動きを定家葛になぞり緻密かつ大胆に描く発想の曲趣があります。『玉葛』も源氏物語をよく読み込んでいた禅竹が、その中から精神的な何かをすくいとって一曲に仕上げたのではないでしょうか。粟谷

九皐会 定例会

2007-03-11 | 能・芸能
観世九皐会 3月定例会    
日時 3月11日(日)午後1時開演 終演17時
会場 矢来能楽堂
 <番組>
能『朝長』 シテ 永島忠侈 ツレ 観世喜正
      トモ 奥川恒治 ワキ 村瀬純
      間 深田博治    
      笛 松田弘之 小鼓 幸 信吾
      大鼓 柿原崇志 太鼓 助川 治  
 
狂言『見物左衛門』花見  シテ 野村萬斎    
              後見 高野和憲
   
仕舞  『嵐山』  小島英明 『誓願寺』 観世喜之
    『春日龍神』 中所宜夫

能『杜若』 シテ 古川 充 ワキ 安田 登    
     笛 藤田次郎  小鼓 野中正和
     大鼓 柿原光博 太鼓 徳田宗久
附祝言  


映画「蒼き狼」

2007-03-09 | 映画 音楽

西はペルシャ湾から東は中国に至る“史上最大の帝国”を築き上げた、モンゴル建国の英雄チンギス・ハーン。時は12世紀末から13世紀、今から800年も前に彼が成し遂げたことは、アレキサンダー大王やナポレオンをはじめとする歴史上のどの英雄にもできなかったことだった。
 一方、“一人の男”としてのチンギス・ハーンの生涯には、多くの謎が残されており、その真実を知るものは少ない。出生の秘密とは? なぜ、誰にもできなかった史上最大の帝国を築くことができたのか? モンゴル統一後も世界制覇を続けた目的は? すべての謎を解く鍵は“息子、夫、そして父親”としてのチンギス・ハーンの激烈な愛と憎しみの人間ドラマの中にあった。
 原作は、チンギス・ハーンの壮大な夢と不屈の魂を謳い上げた一大叙事詩、森村誠一の「地果て海尽きるまで 小説チンギス汗」(ハルキ文庫刊)。

映画「パフューム」

2007-03-08 | 映画 音楽
解説: 世界45か国で発売され、1500万部の売上げを記録したパトリック・ジュースキントのベストセラー小説を映画化。『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァが監督を務め、美しい女性の香りを手に入れるため、恐怖の連続殺人鬼と化していく男の物語を描く。驚異的な嗅覚を持ち、一切の体臭を持たない主人公を演じるのは『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』のベン・ウィショー。

18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。 (シネマトゥデイ)