ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸植物公園秋の薬草園(2)

2018-09-27 20:49:49 | 水戸

 薬草は、薬効と、花や実の美しさの2度楽しめるお得な植物です。水戸ではもっと薬草園の面積を広げてもよいような気がします。どれも9月の撮影です。

 

アカザ アカザ科 生薬名:藜(れい)  使用部位:葉  用途:歯痛、虫さされ等
 徳川光圀はアカザの杖を使ったそうです。写真は実です。

 

オオナルコユリ キジカクシ科  生薬名:黄精  使用部位:根  用途:滋養、強壮、痛風等
 オオナルコユリは、50cmより大きく、花が1か所に1-3個、葉の幅が幅広、一方、ナルコユリは80cmより小さく、花が3-5個つき、葉が細いことで、アマドコロは茎が角張っていることで区別できるそうです。

 

サンザシ バラ科 生薬名:山査子(さんざし)  使用部位:実  用途:消化不良、食欲不振等
 中国原産で、享保年間に日本にきたそうです。写真は未熟な実です。

 

チョウマメ マメ科  生薬名:蝶豆(ちょうとう) 使用部位:根   用途:強い作用のある下剤
 そうとう特徴のある花で1度見れば覚えられそうです。マメはサヤエンドウそっくりです。

 

ハトムギ イネ科  生薬名:薏苡仁(よくいにん)  使用部位:種皮を除いた種子  用途:滋養強壮、消炎・鎮痛等
  ジュズダマに似ていますが、ジュズダマは実が固いそうです。

水戸植物公園秋の薬草園(1)

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