薬草は、薬効と、花や実の美しさの2度楽しめるお得な植物です。水戸ではもっと薬草園の面積を広げてもよいような気がします。どれも9月の撮影です。
アカザ アカザ科 生薬名:藜(れい) 使用部位:葉 用途:歯痛、虫さされ等
徳川光圀はアカザの杖を使ったそうです。写真は実です。
オオナルコユリ キジカクシ科 生薬名:黄精 使用部位:根 用途:滋養、強壮、痛風等
オオナルコユリは、50cmより大きく、花が1か所に1-3個、葉の幅が幅広、一方、ナルコユリは80cmより小さく、花が3-5個つき、葉が細いことで、アマドコロは茎が角張っていることで区別できるそうです。
サンザシ バラ科 生薬名:山査子(さんざし) 使用部位:実 用途:消化不良、食欲不振等
中国原産で、享保年間に日本にきたそうです。写真は未熟な実です。
チョウマメ マメ科 生薬名:蝶豆(ちょうとう) 使用部位:根 用途:強い作用のある下剤
そうとう特徴のある花で1度見れば覚えられそうです。マメはサヤエンドウそっくりです。
ハトムギ イネ科 生薬名:薏苡仁(よくいにん) 使用部位:種皮を除いた種子 用途:滋養強壮、消炎・鎮痛等
ジュズダマに似ていますが、ジュズダマは実が固いそうです。