地表の土が流されたりして地上に出てきた根っこを見ていると、樹木の地下の世界を少しばかりのぞけたという感じがします。根をそのままに掘り起こすことができれば、不思議な美しい姿を見ることができるのでしょう。
偕楽園公園(千波湖西側)
開花時期には目を楽しませてくれるサクラの根っこです。太い根に乗っている細い根は、まるで縫い物を見ているようです。
好文亭入口近く(偕楽園 常磐町1-3-3)
スダジイの根っこです。太い根から細い根がつぎつぎと細かく分岐する形をしています。
常照寺(元吉田町2723)
スギの根っこです。本堂に向かう飛び石をかき分けながら進んで行っているようです。
裡一丁目児童公園(本町1-8-16)
手前はコンクリート製の花壇壁で、それに突き当たって少し並んで、すぐにもぐり込んでいるようです。
共同墓地(大塚町上中妻小学校近く)
カエデは細い根を大量にのばすようです。根っこの形は木の種類によってそうとう多様なようです。