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水戸の見て歩き

水戸の疱瘡神社(3)

2018-09-09 21:42:14 | 水戸

 疱瘡にかかると、体中に発疹ができて、その結果、顔はあばたになってしまったり、また、死にいたったり、目が見えなくなることもあったそうです。昔は恐ろしい流行病の一つだったようです。徳川斉昭は種痘を奨励して藩内にそれをひろめたそうですが、前回の下大野町・鹿島香取神社のように明治10年になって建てられた神社もあるようです。祭神は、いろいろあるようで、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴尊(おおなむちのみこと)、月読命(つくよみのみこと)、源為朝(みなもとのためとも)、病気そのものなどとかなり多様のようです。

 

大井神社(飯富町3475)
  大井神社右奥の天満宮の近くにあります。

 

鹿島香取神社(下大野町258)
 水戸の疱瘡神社(2)でご紹介しましたが、あれは明治10年の建立で、今回のものは、倒れてしまっていますが安政2年(1855)の建立です。

 

吉田神社(平戸町1977-2)
  5つある境内社の中央が疱瘡神社のようです。祭神は大己貴尊(おおなむちのみこと)だそうです。

 

吉田神社(河和田町2895)
  右に疱瘡守護神社、左に山倉神社という表示があります。

 

香取神社(木葉下町1)
 境内社がたくさんあって、どれが疱瘡神社か分かりませんが、祭神は月読命(つくよみのみこと)だそうです。写真の外にいくつも境内社があるので、この中にあるかどうかは分かりません。

水戸の疱瘡神社(2)

コメント
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