今回は、自然石をあまり加工しないでつくられた手水鉢のいくつかです。
日吉(ひよし)神社(東野町545)
砂岩でつくられたようです。水で削られた穴をうまく生かして手水鉢にしたようです。
鹿島神社(河和田1-1641)
石のするどくとがった形を生かしているようです。境内にある古い方の手水鉢です。
桂岸寺(松本町13-19)
固そうな石のバランスのよいところに水穴をうがったようです。中山信正墓域に入る門の外側にあります。
手子后(てごさき)神社(田島町173)
ゆったりとした大石に小さな水穴をあけた手水鉢です。
鹿島神社(渋井町420)
金床(かなとこ)のような形をしています。全体で一個の石のようでした。
素鵞神社(上河内町547)
ごく普通の石を多少加工したのでしょうが、いい形に仕上がっています。