昭和8年に海軍省が制作し全国で公開された、南太平洋のマリアナ、
パラオ、マーシャル等のミクロネシア諸島を統治していた記録映画
「海の生命線・我が南洋群島」のコピーが友人から送られてきた。
長い間、行方不明になっていたフィルムが新潟で見つかり、NHKが
傷んだフィルムを修復した上で放映したコピーだ。
大正3年に勃発した第1次世界大戦、その戦乱に乗じ、スペインと
ドイツが占領していたミクロネシアの諸島を、日本が奪還して統治
をすることとなった。
その頃の日本は、陸軍が朝鮮半島から満州を、
そして海軍はミクロネシア諸島を統治する。
陸軍と海軍の競争意識が色濃く出ていた時代だった。
フィルムを見る限り、島民の教育や産業振興に勤め、真珠湾攻撃までは
平和的な統治をしていた姿が見て取れる。
この時代は、陸軍と海軍が競って領土、領海の拡大を図り、
結果的には、米国を相手に太平洋戦争に突入することになった。
このフィルムは、大変貴重な資料であり、NHKのアーカイブに登録
されていると思う。
パラオ、マーシャル等のミクロネシア諸島を統治していた記録映画
「海の生命線・我が南洋群島」のコピーが友人から送られてきた。
長い間、行方不明になっていたフィルムが新潟で見つかり、NHKが
傷んだフィルムを修復した上で放映したコピーだ。
大正3年に勃発した第1次世界大戦、その戦乱に乗じ、スペインと
ドイツが占領していたミクロネシアの諸島を、日本が奪還して統治
をすることとなった。
その頃の日本は、陸軍が朝鮮半島から満州を、
そして海軍はミクロネシア諸島を統治する。
陸軍と海軍の競争意識が色濃く出ていた時代だった。
フィルムを見る限り、島民の教育や産業振興に勤め、真珠湾攻撃までは
平和的な統治をしていた姿が見て取れる。
この時代は、陸軍と海軍が競って領土、領海の拡大を図り、
結果的には、米国を相手に太平洋戦争に突入することになった。
このフィルムは、大変貴重な資料であり、NHKのアーカイブに登録
されていると思う。