「流山の素浪人」の時々雑感・日々雑感

初老になった私の身の回りで起こる、何気ない出来事をブログにし、回転がめっきり遅くなった脳みそに「喝」を入れたい。

今年も梅干を漬け始めた

2022年06月12日 11時24分39秒 | 日記

年中行事となっている「梅干し」を作りを始めた。

梅は、近所の野菜屋さんに予約していた大玉の梅の実をいただいた。

一週間ほど屋内において置いたら、黄色く色付き、甘酸っぱい香りが立ち

始めたので、一晩清水に浸し、朝から爪楊枝で「ヘタ」をとった。

少し天日に干して、ポリ袋に入れて重しをし、塩漬けにします。

塩分は、梅に対し18%と市販梅干しよりは少し濃いが、カビが発生するのが

怖いのと、紫蘇を加え、赤い梅干を作りたいので少し塩分を濃いくします。

私は、梅干しは赤くなければ梅干しではないと考えているからです。

今日は、重しを載せて塩漬けにし、6月中頃には、あく抜きをした紫蘇を加え、

色付いたら3、4四日天日に干せば出来上がり。

これで、今年もおいしい梅干でご飯がいただけます。


新潟県魚沼市の栃尾又温泉に行ってきた

2022年06月01日 10時20分01秒 | 日記

前日までの雨模様から一転して快晴となった5月28日・29日の一泊二日で、

娘夫婦と1歳となった孫に連れられ温泉旅行に行ってきた。

行先は、越後魚沼市の山間にある「栃尾又温泉 自在館」で、昭和初期には米作りが

終わった農閑期には湯治客で大変賑わっていたそうだ。

出発は、孫の都合に合わせ7時30分過ぎに、平日は激しく混雑する外環道も、

土曜日ということで比較的スムースに関越道に、途中何度か休憩して、昼食を予約して

いる越後湯沢駅前の「旅籠 井仙(はたご いせん)」へ、時代を感じさせる建物を

改装して雰囲気は最高、昼食客には5階の展望風呂に立ち寄り湯が可能。

地場産の山菜や肉に一手間、二手間かけて豪華で美味、店員の対応も完璧。

  

魚沼市では、八海山酒造のミュージアムへ、広大な敷地に酒造庫や大きな雪室、野外では

今が春真っ盛りで、菜の花が綺麗に咲いていた。

大好きな日本酒を仕入れ、ゆっくりと散策。

   

夕方には、八海山の山麓にある栃尾又温泉 自在館へ。

400年の歴史がある温泉旅館で、湯治客宿舎と旅行客用の建物があり、空中廊下で

つながっている風景は、法師温泉 長寿館を思い起こさせる。

    

早速温泉へ、泉質は無色透明のラジュウム泉で、万病に効果があるといわれるが、温度は

体温より少し高い37~38℃程で、水圧を感じながら1時間以上も入ってしまった。

貸切湯は加温しているそうで、厳冬期にはかけ流し湯では少し寒いと思う。

夕餉は、山菜主体で、地元で養殖されている鱒のお造りと岩魚の炉端焼き、それ以上に

「手前みそ」と「地場米ご飯」は秀逸だ、米の銘柄を聞いたが「昔からの籾」を

使い続けているので、銘柄はわからないということだった。

美味しいお酒と美味しいお米、決して豪華でないが十分満足させる夕餉だった。

ただ、部屋の外には雪解け水が激しく流れる谷川があり、轟音で何度か目を覚ませた。

翌朝も、1時間以上ゆっくり風呂に入り10時出発、日本三大峡谷のひとつの

「清津峡」へ、私と孫は初めて訪れる清津峡、1500年前の火山噴火や地殻変動

により出来た山が、清津川により浸食された景観は見事というか、自然の迫力を感じ

させる絶景だ。

  

観光のためトンネル道を作り、750mのトンネルの先端は感動ものだ。

やはり、芸術家がデザインしただけのことはある。遊歩道を作るだけではなく、

暗いトンネルの先に「光の未来」が現れる。一度訪れる価値があります。

   

美味しい食事をいただき、ゆっくり温泉に入り、大地が作る造形と芸術家が魅せる

景観に感動させられた旅だった。

娘婿が立ち寄り先等のスケジュールを作成し、全行程運転してくれ、

助手席で勝手な話をするだけの楽ちんな一泊二日の旅でした。