「流山の素浪人」の時々雑感・日々雑感

初老になった私の身の回りで起こる、何気ない出来事をブログにし、回転がめっきり遅くなった脳みそに「喝」を入れたい。

鶏のささ身ジャーキーを作る

2017年04月24日 18時31分33秒 | 日記

友人が開くカフェで、夕方からワインカフェを新たに開いてほしいと頼まれ、

ワインに合う「つまみ」の試作を行っている。

昨日から、自作のタレに漬け込み、一晩寝かせておいた鶏のささ身を、朝から

きれいに拭き、5時間ほど自然乾燥を行い、燻製窯で約40℃以下の冷燻を2時間、

60℃の温燻を2時間、仕上げに70℃で1時間。

初めて行う鶏のささみジャーキーだが、40℃以下で行う冷燻は難しい、

燻製用チップの煙の温度が40℃以上だから、燻製窯を濡れたタオルで冷やしながら

行ったが、第一段階は50℃近くでの燻製となった。

 

第二、第三段階も電熱器のスイッチはほとんど入れずに、燻製チップの量を調節

することにより温度を調節することが出来た。

昨夜から26時間近くかかり、艶々したべっ甲色のジャーキーが出来上がった。

早速試食すると、これが結構いける。初めてにしては上々の出来と自己満足。

でも、燻製温度が少し温度が高かったためか、ジューシーさがないように思う。

燻製は温度管理が大切と言われるが、限られた道具で作る燻製の楽しさが

少しわかったような気がした、初めての鶏のささみジャーキー作りだった。


退職者で組織する埼玉交遊会の総会を開催した

2017年04月23日 11時11分53秒 | 日記

桜で有名な、埼玉県幸手市の権現堂堤を見渡せる所に

私が勤務していた研究所があり、春になると必ず終業後に

花見をするが、就業時間中からおでん作りを行い、防寒対策を

万全で宴会となるが、寒くて大変な花見となった記憶がある。

ここの事業所に勤務した経験のある人を中心に、退職者で

組織する埼玉交遊会があり、葉桜となったこの時期に毎年総会を

開催している。

登録会員は200名を超え、今年の総会にも50人以上が参加者した。

昨年度の事業実績と決算、本年度の事業計画と予算案報告を行い、

今年度は役員改選期となり、2名の役員が退任し、新たに2名の役員が

選任され、提案した全ての議案は満場一致で採択されました。

今年度から、私が会長職を引き受けることとなりました。

200人を超える会員を抱え、ゴルフ大会とハイキングが年2回、

テニス大会が1回、それに交遊会支部対抗戦を含め囲碁大会が4回と、

非常にお元気な90歳近くの会員もいて、70歳となったばかりの

若造?が大役を引き受けたと気が重くなる。

総会で恒例となっているセミナーの今年の表題は「65歳の挑戦」で、

四国のお遍路を、春と秋の2回にわたり、88か所を歩いた涙と笑いの報告会。

歩いた距離は、東京から長崎までとなったそうで、日頃運動不足となっている

我々にとって大いに希望と勇気をいただいた。

総会終了後、会社施設のゲストハウスで懇親会、30年ぶりに参加した

昔仲間に出会い、年に一回の顔合わせで健康を確認し合い、来年も元気に

再会することを約束して、今年の総会は無事終了となりました。

 

 

 

 


故郷から季節の便りが届いた

2017年04月17日 17時03分51秒 | 日記

毎年この時期に故郷の和歌山からタケノコが届く、今年も立派なタケノコが届いた。

今年はタケノコが不作で、価格も高止まりしているそうだ。

送られてきたタケノコは、スーパーでは絶対に見られないほど太く、

大きいが、硬くはなく、春の野菜と同じでほろ苦く、季節の香りが強い。

早速、米ぬかで灰汁出しを行ない、タケノコご飯に、タケノコの煮込み。

 

可哀そうだが庭の山椒の木から出はじめたばかりの新芽を摘みとり、

すり鉢で自家製味噌とすり下しタケノコの木の芽和え、焼きタケノコに

木の芽味噌を乗せる、最後は若竹汁。

  

今日の夕餉は故郷に思いを馳せ、冷酒を一杯添えて、

美味しくタケノコ尽くしとなりそうだ。


青春18きっぷ最後の一枚で山梨へ行ってきた

2017年04月11日 11時09分59秒 | 日記

先の日曜日、青春18きっぷの一人旅、山梨の塩山駅へ。

昨夜遅く、長男夫婦がディズニランドに行った帰りに孫を連れて

やってきたが、孫たちは疲れているのか早々に寝てしまった。

翌朝早く家を出たから孫たちは起きていなかった。

塩山駅まで2時間ちょっと、日曜日でもあり、ほとんど座って

行けたのがラッキーだったが、塩山に近づくにつれて雨が強くなり、

おまけに霧が出て眺めは最悪、1Km先も見えない天候となった。

でも、塩山駅前の桜は満開で迎えてくれた。

  

駅前から路線バスに乗り大菩薩峠の登山口まで、この近くに

大菩薩の湯または裂石(さけいし)温泉と呼ばれる温泉がある。

ここは、湯量が豊富で、無色透明でPh10.0と強いアルカリ度を示す

アルカリ泉で、「お肌つるつる、美肌の湯」が売り文句の温泉だ。

人里離れた一軒宿の「雲峰荘」の露天風呂は野趣に富み、女性客に絶大な

人気宿となっている。

 

ここから歩いて10分程下がったところに塩山市が営業する公共の湯が

あり、市民の憩いの場所としてお年寄りのグループが多く来ていた。

裂石とは不思議な地名だが、実はこの地区は良質の御影石が採れる

そうで、小さな石屋さんが多くあるということだ。

地名となった「裂石」の由来は、大きな丸い御影石(直径10m以上)

が真っ二つに割れていることからついた名前だそうだ。

バス停をいくつか歩き割れた石を見たが、確かに大きな御影石が

刃物で切り裂いたようになっていた。

塩山駅に向かう途中にある「塩山温泉」に立ち寄った。ここは

ほぼ街中にあり、湯に入っている人は地元に人ばかりで、立ち寄り客は

少ないということであった。

泉質は、裂石温泉と同様であるが、少し硫黄の匂いがした。聞いてみると

1500m以上の深い井戸から湧き出しているから、大菩薩の湯とは少し

違っていて、こちらの方がいい湯だよ、と言っていた。

何はともあれ、午後から雨は上がったとはいえ、結構歩き、疲れた、

そして雨に悩まされた青春18きっぷ日帰り一人旅となった。

家を出てからの歩数は16,862歩、歩いた距離は14,56Kmだった。

 

 

 

 


青春18きっぷで碓氷峠の廃線跡を歩いた

2017年04月05日 12時46分56秒 | 日記

早朝6時に家を出て、普通列車を乗り継いでJR信越本線の終点駅となる横川へ、

横川駅には9時15分に到着。

駅前で、昼食としておぎの屋の「峠の釜めし」を仕入れるが、リュックに入れると

ずっしりと重くなった。

 

9時30分横川駅を出発、駅に隣接する「鉄道文化むら」は定休日、従業員が

相当年代物と思われる展示車両の整備を行っていた。

廃線跡を歩き始めると民家は皆無で、歩道脇や電柱の上を野猿が走り回っている。

近くに寄っても逃げることもなく、じっとこちらを見ている。

40分ほど歩いた所にレンガ造りのおしゃれな建物が2棟建っている。

旧丸山変電所と蓄電池棟だ、碓氷峠超えは通常の機関車で登ることが出来ず、

線路に施設した櫛歯レールと歯車車輪を嚙合わせる「アプト式」を採用した電気

機関車を採用しており、直流電流と大量の電力の供給が必要だった。

 

ここから後ろを眺めると2Km近くの直線歩道、歩道脇には鉄道文化むらから

トロッコ列車が走る線路が敷かれているが本日は休業日。

駅から1時間/3Kmで天然温泉施設「峠の湯」に到着、ここまではトロッコ列車で

来ることが出来が、チケットは文化村とセット料金となっている。

ここで小休止。帰りには温泉に入って疲れを癒す予定。

ここから本格的な峠越えの廃線跡ウォークとなる。

最長550mもあるトンネル、100m近くの橋と、長短それぞれ10個ほどある。

トンネルに入ると汗が急に引くほど冷たい風が吹いている。

 

中でも、めがね橋は有名で、紅葉の頃には俄かカメラマンで渋滞するそうだ。

トンネルにしても、橋にしてもレンガ造りで、細部まで美的感覚があり、

芸術品と言っても良いと思う。

特に、めがね橋は上からではなく、階段を下りて、下から眺めることがお勧めだ。

 

この、めがね橋から上流を見ると、架線が敷かれた鉄橋が見える。

新幹線が通じて廃線になった信越新線で、軽井沢方面への信越本線が廃止され、

現在は横川駅・軽井沢駅間はJRバスが運行されています。

これも時代の流れとはいえ、明治の時代に200万円も費やして、ドイツから技術者まで

呼び寄せてアプト式を採用した単線の旧信越本線、強力モータが開発されて複線の新信越

本線も、それぞれ50年も使われずに廃線となった。

廃線ウォークの終着点「熊ノ平」駅に立つと、トンネルの口が3つ空いている。

一番左が旧信越本線、真ん中が新信越本線の軽井沢方面の下り線、右が軽井沢から

横川方面への上り線となっていた。

ここまでは、6.5Km、2時間30分の碓氷峠廃線跡ハイキングだったが、ハイキングに

しては少しきつかった。

下りは快調で、峠の湯までは1時間、ここで1時間の温泉湯浴みで足の疲れを取って

15時15分に横川駅に帰ってきた。

15時58分の列車に乗って、家に帰ってきたのが18時だった。

朝6時に家を出て、14時間の青春18きっぷの旅は、22,663歩、約20Km

と、少し歩きすぎた日帰り旅だった。

青春18きっぷは、後1枚残っているが使用期限は4月10日まで、さて私一人で

どこに行くか思案中だ。