毎月、第4日曜日の午後に実施している自治会主催の「お年寄り宅への見回り訪問」、
見回り訪問を始めて今年で5年目を迎えている、その間にお亡くなりになった方や
施設に入居した方もいますが、90歳を超えてもお元気で一人暮らしのお年寄りが
いますが、豪雨や地震といった災害時にはお隣さんにお世話になることをお願いして
います。
何はともあれ、今日のような高齢化社会で生活して行くには、隣近所は勿論、自治会
としても、日頃からの目配りを欠かさず、小さな変化を見逃さないことが大切です。
雨の心配された日知曜日だったですが、予定通り30数軒のお年寄り宅の訪問を
無事終えました。
途中、綺麗に手入れされた庭には癒されます。
ドタバタ劇の結果、菅首相の退陣が決まり、自民党内で激烈な権力闘争が始まった。
菅首相が退キッカケとなった、菅首相のお膝元「横浜市長選」の敗退、自民党が実施した
世論調査結果が惨憺たる数値を示したことが自民党議員に動揺をを来し、10月末に
迫った「衆院選挙は菅首相では戦えない」から、「衆院選挙に勝てる人に変えましょう」
となった。
自民党とは強(したた)かで、政権維持、利権維持のためには、1年前に自分たちで
担ぎ上げた神輿を投げ打ってしまう。そして、派閥の力学による総裁候補を担ぎ上げる。
4人の候補者を私なりに色を付けてみた。
岸田候補 安倍元首相がキングメーカーとなり、安倍・麻生傀儡政権となると思う。
人柄もよく一般受けが良いかも知れないが、毒にも薬にもならない。
河野候補 若手代表的な人気があるが、脱原発、派閥均衡政治打破を唱え、産業界
(原発マフィア)や霞が関に敵も多い。
高市候補 党内右翼の女性候補として、安倍元首相が人気取りを行うが、所詮泡沫候補。
野田候補 女性代表的な発言が多いが、政治の世界は少数派、所詮泡沫候補。
本来は、岸田Vs河野の対決であるが、派閥政治、老獪政治の力学から、一騎打ちを回避
させ、2人の女性泡沫候補を担ぎ出した。
この裏でどのような思惑が蠢いているのか知る由もないが、結果には注目したい。
先日、久しぶりに大学の現役先生と雑談する機会があった。
先生は、先端技術の商業化研究に永く携わっており、30歳で官庁をリタイヤし、
米国の大学に入学し、日米の技術開発と企業化の比較研究を行ってきたそうです。
ワインが好きで、私が開くワインカフェに奥様を連れて何度か来店し、先生のワイン
ウンチクを聞き、私のワイン知識も少しは深まったと思う。
ワインカフェは新型コロナ感染から休業中ですが、図書館で先生と偶然会い、雑談
する機会があり、先生の研究課題であった「日米の技術開発と企業化」について話し
を聞きました。
日本は江戸時代から基礎技術開発能力は非常に高いものがあり、ノーベル賞の受賞者も
多く輩出しているが、日本で開発された技術が海外で企業化されるケースが多々ある。
最近では、トランジスタ、光通信ケーブル、カラーテレビ、液晶技術、LED照明等々、
スタートは日本で開発された製品だ、しかし製品化できても商品化できない、または、
商品化できても市場を席巻するのは、米国はじめ韓国、台湾、中国であるのが現実です。
最近話題になっているワクチンも日本の得意分野であり、資金調達が可能であったら
世界に先駆けコロナワクチンの開発も可能であったのではないかと話す。
この裏には、研究開発も商品化も大企業の下で進められ、数千億、数兆円の売り上げの
大企業の中で、高々数億円の新規商品の売り上げに血眼になることはありません。
この真逆で、研究者または開発者個人が、大学や企業からスピンアウトし、社会に将来性を
必死に説き、資金調達から人材募集まで行いスタートアップの起業家を目指す米国。
この差が、新しい技術の市場化システムの差になっているという。
日本文化は技術開発から製品化システムに優れているが、商品化・市場化システムに劣って
いると先生は言う。
一期間であるが研究者として、一企業でサラリーマン生活を終えた私は考えさせられた。
ダイヤモンドクルーズ船内でコロナウイルス感染者が発生し、クルーズ船が横浜港に
入港した2010年2月3日以降、コロナウイルス感染に関するニュースが連日報道
され、私たちの社会生活に大きな影響を及ぼしている。
私自身も、昨年の3月以降の一年半の間、電車に乗って出かけたのは2回で、昨年予定
していた長崎の離島巡り旅行は解約し、ほぼ毎月行っていた栃木、山梨方面への日帰り
温泉も一度も行っていません。
また、女房と二人で実施していた「ワインカフェ」も2ヶ月程度開店したのみで休業を
余儀なくされています。
お馴染みさんにご迷惑をおかけしていますが、私が住む流山市では感染者が多く、50人
を超える日もあり、平均でも20人程度の感染者が出ている現状を考えると、お酒を提供
するお店の休業も仕方ないと思います。
高齢者へのワクチン接種もほぼ行きわたり、ここに来ての感染状況は低下してきており、
来月早々には蔓延防止規制が解除されればお店を再開する予定ですが、女房からは
「閉店する潮時では?」と言われ、私も迷っているのが本音です。