
本来ですと2020年3月22日(日)に第160回を迎える予定でした「オハナ・ウクレレ・パーティー」は残念ながら新形コロナ・ウィルスの影響により3月、4月、そしてそれ以降も開催を中止しています。
ここでちょっと「オハナ・ウクレレ・パーティー」の歴史を振り返ってみたいと思います。(2019年3月28日の「第150回」の記事の後半だけを抜き出しました。)
「オハナ」というのはこの会が2005年4月にスタートした茨城県古河市にあるハワイアン・スナックの名前だったのです。
私の友人のウクレレ奏者が北関東地方のたくさんの街にあるスナックやパブで定期的にウクレレ演奏をしていたのですが、あるとき彼が会社の命令で神奈川県に転勤することになり、それまで演奏していたすべての店から撤退することを彼の掲示板で表明したことがありました。
それらのお店の中にハワイ風の名前「オハナ」を見つけた私は、かれに交渉してその店での演奏だけを引き継ぐことにしたのです。
しかしながら、私は毎月数十曲も演奏する彼のようなレパートリー数がないため、会の形態を「ウクレレ演奏会」から「ウクレレ・パーティー」と変更し、参加者たちがそれぞれウクレレ演奏や歌、さらにはフラをご披露する、という形にいたしました。
この変更なしに160回近くも続くことは到底無理だと思っています。
しかし、東京からはるか離れた茨城県の古河市までわざわざ東京はもちろんのこと、遠く神奈川県からや千葉県からわざわざ埼玉県を越えて参加してくださる方が居られるのかが心配でしたが、当時は似たような催しがほとんどなかったこともあって、お店の都合で終了するまでの3年半は毎回数多くの参加者でにぎわいました。
第130回の際に作成した「会の歴史」を紹介した表があります。画面をクリックすると大きな表になります。
会がスタートした「オハナ」という店は古河駅の西方に現在もある「コガ・ジョイ・パティオ」というショッピング・モールの中にありました。
残念ながらお店の外観写真は残っていないので、ジョイ・パティオの正面写真をご紹介いたします。
この一階中央奥左手に「オハナ」がありました。
店内はかなり込み合っていたのですが、その隙間を縫って楽器演奏やフラが披露されました。
この「オハナ」があった建物には、現在「Dior」というパブの看板が掲げられている様子を地元の友人(山道さん)が2019年5月18日に撮影して、写真を送ってくださいましたが、果たしてお店が開いているかどうかは不明とのことでした。
そして約2年後に「オハナ」が閉店することとなり、第23回からは系列店の「スパンキーズ」というパブに移って開催を続けることとなりました。
この店の写真も山道さんが送ってくださいました。
現在の店名は「Launge 粋」となっています。
せっかく横文字にしたのですが、正しくは「Lounge」ですね。
TADさんとKYOKOさんによる「Front Islandersの世界」もここでご披露されました。
これが二つのお店の位置関係を示す地図です。
スパンキーズでは第37回まで続いたのですが、そのお店も閉店となってしまったため、もとの「オハナ」が「天頼」と改名したお店で2回だけ実施し、そこも閉店することになったため、急遽大宮や浦和周辺のお店を探した結果、現在の「グッディーズ・カフェ」にたどり着き第40回以降現在までの11年以上をここで続けさせていただいている次第です。
この会を150回以上も続けることができたのは友人のiisanこと飯島逸穂さんのおかげなのです。
上記の「歴史」にありますように、私がハワイに移住していた6年間およびその前後それぞれ1年間の合計8年間82回、すなわちこの150回の半分以上の幹事をiisanに引き受けていただいたのです。
すなわちiisanなしではこの会は継続できなかったと言えましょう。
2017年6月の第130回にはその功績に感謝して感謝状と「前から欲しかった!」というバンジョー・ウクレレを贈呈したのですが、
でもiisanはそれから1年も経たない2018年5月2日に亡くなられてしまったのです。
かれのユーモアとペーソスを含んだ「替え歌」はこの会では5回もの「iisanの世界」としてご披露いただいたのですが、急遽2018年5月27日の第140回ではiisanのご家族もお招きして追悼の会を開催いたしました。
この会がいつまで続くかはわかりませんが、iisanのことを忘れずに進んでいくつもりです。
毎回にぎやかに皆様が楽しんでおられるのがとてもうらやましく、素敵な演奏やフラの写真、動画も楽しく拝見させていただいております。
今後も楽しみにしております、コロナが終息しましたら、また機会を見て参加させてください。
(秋田からALOHA!)
それは阿羅漢さんの卓越したスチール演奏に・・・ではなく、プロも裸足で逃げ出すほどの作品のできばえだったからです。
「本当はプロの方なんでしょ」と何人からも尋ねられましたよ。
あ、もちろん演奏もご紹介したとおり「秋田では三本の指に数えられる名手」として有名ですが。
iisanにお声をかけていただいて9回目から参加させていただい「ております。
15年になるんですね.え。
「フロントアイランダ-スの世界」は今考えても冷や汗ものです。
.(笑い)
今となっては実現できてよかったと思っていますよ!
Mattさんのおかげでございます。
良い思いででしたね。