北京パラリンピックの閉会式が行われ、10日間の熱戦に幕が閉じました。
日本は金4・銀1・銅2と7個のメダルを獲得しました。そしてウクライナは
金11・銀10・銅8と29個のメダルを獲得しました。
ただウクライナ選手団は母国に無事帰国することが難しくなっています。独立
を守りたいウクライナと要求をのませるまで簡単に停戦することができない
ロシアとの間には深い溝があり、パラリンピック休戦も実現しなかった以上
短期間で停戦までこぎ着けるとは考えにくいです。
IPCのパーソンズ会長は閉会式でも平和の重要性を説きましたが、中国が今回
もすべて訳さなかったとしてもおかしくありません。温度差はあるにせよ
どちらにつくか割れているだけに、終戦しても次の争いへの芽を完全に摘み
取るのは困難と見ていいのではないでしょうか。