マルジャンの日記

ハロー!プロジェクトや競馬、野球、サッカー、格闘技、モータースポーツを愛するマルジャンの日常が書かれている日記です。

10月9日

2009年10月09日 23時19分10秒 | 普通の日記
アメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞することになりました。国際協調外交に
転じ、核兵器廃絶に動いているというのが理由ですが、「まだ動き始めたばかりなのに早
いな」というのが感想です。

東欧へのミサイル配備を見送ってロシアの態度を軟化させ、イラン包囲網を敷くことに成
功した一方で、アフガニスタンへの兵力増強にも動いています。タリバンの勢いが日ごと
に増しているアフガンへの兵士派遣は多くの人民の命を落とすことにつながり、下降気味
の支持率を急落させる恐れがあります。世論の反応が必ずしも常に正しいとは言えません
が、中間選挙を控えてどのように動くのか心配です。

アメリカ国民に深い傷を残したベトナム戦争の二の舞を避けるためにも兵力増強以外の方
法も視野に入れたほうがいいのではないでしょうか。即座に撤退するのはタリバンの恐怖
政治の復活につながりかねないので、ここでも協調外交で周辺国やNATO諸国などと話
し合い、解決案を作ることも必要だと考えます。

ノーベル平和賞を授与された後の活動が思うように行かなかった人もいます。最長8年間
の政権を無事勤め上げるためにも柔軟な姿勢を失わず、ベストでなくてもベターな選択をし
てくれる国家になることに期待したいです。