昨日、学会の会議の最中にゆっさゆっさと長く揺れたね。あいにくネットもつながらず気にはなったが津波騒ぎがあったとは今朝まで知らなかった。会議が夜9時まで続き、その後飲んでしまい。終電が過ぎた。しかたなく予定外にホテルに駆け込んで泊まり、そのままバタンキュー。今朝、閑散としたとある駅前の喫茶店で新聞を見てびっくり!被害がなくてよかった。
学会のWebサイトやシステムがとてつもなく時代遅れでとても情報革命などというところからかけ離れている。
このままでは時代のゴミ箱にほおり込まれるという危機感が私には前からあり、泊まってでもなんとかせねばと思い、ついついのめり込んだ。ちょっと焦り過ぎかな?その焦り過ぎが担当者に無用な圧力にならなければいいのだが。しかし、それを支える若者はなかなか真剣に考えてくれており、これでいけばなんとかなるかなととりあえず思った。頼もしい!
しかし、問題はこれからである。アナグロに慣れた年寄りはネットで処理することや、それを処理することを面倒くさがる。
一方若者はネットで処理できない世界は相手にしなくなる。未来は若者のもの。年寄りは過去のもの。そこをどう調和させスムーズにしかし遅れることなくつなぐか。それが学会の運命を決める。
今日の科学新聞にも明確に書かれているが、世界トップレベルをめざすところにはどんどん投資されるが、その意欲のないところは淘汰されていくだろう。
仲間内輪のモラトリアムとしての学会の時代は去ったのである。団塊世代が消えるここ5年以内に決着するだろう。ここ1年が勝負所である。20~30代に多くのスーパースターをいかに作り出すか、全てのフォーカスはそこである。団塊世代は自ら自らを面倒見ることのできる世代であるから、まかしておけば良い。学会の運命の鍵はそこにはない。
きのうは飲み過ぎた。あ~眠い。
お!華麗なる一族が始まった。私は山崎豊子ものはほとんど全部読んだので、このドラマも見なくちゃ!でも眠りそうだな。
学会のWebサイトやシステムがとてつもなく時代遅れでとても情報革命などというところからかけ離れている。
このままでは時代のゴミ箱にほおり込まれるという危機感が私には前からあり、泊まってでもなんとかせねばと思い、ついついのめり込んだ。ちょっと焦り過ぎかな?その焦り過ぎが担当者に無用な圧力にならなければいいのだが。しかし、それを支える若者はなかなか真剣に考えてくれており、これでいけばなんとかなるかなととりあえず思った。頼もしい!
しかし、問題はこれからである。アナグロに慣れた年寄りはネットで処理することや、それを処理することを面倒くさがる。
一方若者はネットで処理できない世界は相手にしなくなる。未来は若者のもの。年寄りは過去のもの。そこをどう調和させスムーズにしかし遅れることなくつなぐか。それが学会の運命を決める。
今日の科学新聞にも明確に書かれているが、世界トップレベルをめざすところにはどんどん投資されるが、その意欲のないところは淘汰されていくだろう。
仲間内輪のモラトリアムとしての学会の時代は去ったのである。団塊世代が消えるここ5年以内に決着するだろう。ここ1年が勝負所である。20~30代に多くのスーパースターをいかに作り出すか、全てのフォーカスはそこである。団塊世代は自ら自らを面倒見ることのできる世代であるから、まかしておけば良い。学会の運命の鍵はそこにはない。
きのうは飲み過ぎた。あ~眠い。
お!華麗なる一族が始まった。私は山崎豊子ものはほとんど全部読んだので、このドラマも見なくちゃ!でも眠りそうだな。
昨日、北の大学の元教授の海底地震計事件に対する判決が出た。
彼は不当判決だといった。
彼に正義はあるのだろうか?
彼は一体何を守ろうとしているのだろうか?地位も名誉も、そして財産の一部も全て失ってまで守るべきものは?
それは居直ってまで守るべきなのか?
同じ地球科学の分野に身を置く私としてはこの件に対する意見は整理しておかなければならない。
この事件を生み出す土壌となった一般問題と彼の個人的犯罪性とは区別しなければならない。
一般問題を酌量の余地としても、それは実刑を執行猶予付きにする程度のもの、との判決であったはずである。
この先生は私より年は随分上ではあるが、私は若いときから、学界やシンポジウムでお会いし、会うと挨拶程度のことばは幾度となく交わしていた。だから事件が発覚したときは大変な驚きであった。正直、大学や地球科学全体が誤解され、社会から受ける指弾を考えると、「とんでもないことをしてくれたものだ」と思った。彼は多くの本を書いて、研究論文も多く、地球科学の広告塔的役割りを果たしていたのであるからなおさらである。本当はやっては行けないことをやったのに、「俺は悪くない!」と叫べば益々指弾される。そんなことくらい分かっているはずなのに。彼を尊敬し、もり立てて来た人たちがかわいそうである。純朴に真っ正直に研究している、彼の学生であった幾人かの研究者を私は知っているが、彼らの思いを考えると、そんな「居直り」は彼らの心を痛めるだけであろうに、と思う。
彼の主張は、海底地震計開発に関わる経費は全て大学の研究費から支出されたが、その開発に関わる知識や技術は自分のものであり、そこから得られた利益の使い道は自分で決めてもいいはず、だから自分の口座に入れた、ということだろうか?
厳密にこの事件をfollowしているわけではないので違うかもしれないが、上のように主張しているとすると、かの青色発光ダイオードの発明に似ている。すなわち、「経費は会社から出た。しかし、その開発に関わる技術と知識は自分のもの、従って適切に利益は分配されるべきもの。」
しかし、違う。
自分の知識と技術によって得られた経費の利益は、きちんと届けて正式に自分の収入とする道もあるし、それに伴う税の発生は年度末に税務署に届ければなんの法的問題も発生しないはずである。彼がもっぱら使用する研究費としたいなら、委任経理金という口座を大学に設けてもらう手だてもある。彼は大学に支払うと見せかけて自分の口座に振り込ませた。だから明白な詐欺。「それは定年後の引き続く研究のためだ!」と居直ってもだれも理解しない。彼ほどの有名人ならば定年後も研究費を獲得する道はいくらでもあったはず。事実、彼は極地研究所の所長になったのだから。
発光ダイオードの場合は、とんでもない利益を生んだのだから、その知識と技術の個人の独創に関わる部分を分配せよ、と主張した。和解する前にはビタ一文、自分のポケットに入れてはいない。法的整備が不完全な場合、これが法治国家において戦う道。
海底地震計事件の彼は法が悪いと居直って、自分のポケットに入れてしまった。これは無法国家の道。総理大臣だって許されないのに、ちょっと有名な程度の研究者に許される訳もない。やるなら法の不備と戦う準備をしてやるべきであったはずである。
ということで今回の事件は私から見ても全く弁護の余地なし。私には彼が何を守ろうとしているのか、わからない。少なくともコミュニティーのためにはなにもない。むしろ害毒である。この事件の発覚時から、どのくらいの人が苦しんだか考えて欲しいものである。(マスコミで大々的に名が出ているが、あえて出さない。こちらも匿名だからそれはモラルバランス。2チャンネル化はしたくない)
彼は不当判決だといった。
彼に正義はあるのだろうか?
彼は一体何を守ろうとしているのだろうか?地位も名誉も、そして財産の一部も全て失ってまで守るべきものは?
それは居直ってまで守るべきなのか?
同じ地球科学の分野に身を置く私としてはこの件に対する意見は整理しておかなければならない。
この事件を生み出す土壌となった一般問題と彼の個人的犯罪性とは区別しなければならない。
一般問題を酌量の余地としても、それは実刑を執行猶予付きにする程度のもの、との判決であったはずである。
この先生は私より年は随分上ではあるが、私は若いときから、学界やシンポジウムでお会いし、会うと挨拶程度のことばは幾度となく交わしていた。だから事件が発覚したときは大変な驚きであった。正直、大学や地球科学全体が誤解され、社会から受ける指弾を考えると、「とんでもないことをしてくれたものだ」と思った。彼は多くの本を書いて、研究論文も多く、地球科学の広告塔的役割りを果たしていたのであるからなおさらである。本当はやっては行けないことをやったのに、「俺は悪くない!」と叫べば益々指弾される。そんなことくらい分かっているはずなのに。彼を尊敬し、もり立てて来た人たちがかわいそうである。純朴に真っ正直に研究している、彼の学生であった幾人かの研究者を私は知っているが、彼らの思いを考えると、そんな「居直り」は彼らの心を痛めるだけであろうに、と思う。
彼の主張は、海底地震計開発に関わる経費は全て大学の研究費から支出されたが、その開発に関わる知識や技術は自分のものであり、そこから得られた利益の使い道は自分で決めてもいいはず、だから自分の口座に入れた、ということだろうか?
厳密にこの事件をfollowしているわけではないので違うかもしれないが、上のように主張しているとすると、かの青色発光ダイオードの発明に似ている。すなわち、「経費は会社から出た。しかし、その開発に関わる技術と知識は自分のもの、従って適切に利益は分配されるべきもの。」
しかし、違う。
自分の知識と技術によって得られた経費の利益は、きちんと届けて正式に自分の収入とする道もあるし、それに伴う税の発生は年度末に税務署に届ければなんの法的問題も発生しないはずである。彼がもっぱら使用する研究費としたいなら、委任経理金という口座を大学に設けてもらう手だてもある。彼は大学に支払うと見せかけて自分の口座に振り込ませた。だから明白な詐欺。「それは定年後の引き続く研究のためだ!」と居直ってもだれも理解しない。彼ほどの有名人ならば定年後も研究費を獲得する道はいくらでもあったはず。事実、彼は極地研究所の所長になったのだから。
発光ダイオードの場合は、とんでもない利益を生んだのだから、その知識と技術の個人の独創に関わる部分を分配せよ、と主張した。和解する前にはビタ一文、自分のポケットに入れてはいない。法的整備が不完全な場合、これが法治国家において戦う道。
海底地震計事件の彼は法が悪いと居直って、自分のポケットに入れてしまった。これは無法国家の道。総理大臣だって許されないのに、ちょっと有名な程度の研究者に許される訳もない。やるなら法の不備と戦う準備をしてやるべきであったはずである。
ということで今回の事件は私から見ても全く弁護の余地なし。私には彼が何を守ろうとしているのか、わからない。少なくともコミュニティーのためにはなにもない。むしろ害毒である。この事件の発覚時から、どのくらいの人が苦しんだか考えて欲しいものである。(マスコミで大々的に名が出ているが、あえて出さない。こちらも匿名だからそれはモラルバランス。2チャンネル化はしたくない)
連休明けからびっしり会議。今年いよいよ始まる大型プロジェクトの準備。山のような調整がある。とんでもない数の人が科学目的のために働いている。それをうまく調整できなければ瓦解する。科学の筋は通っているか、政治やお金でふらふらしていないか?情に流されていないか?意見の違いを十分に冷静に議論して一歩ずつ前へ前へとすすむ。でも全て英語でやる。一日が終わるとふらふらである。私は「これは細かいことの議論だな」と思うと最近はすぐ寝る。
休憩時間に、「細かいことで寝てしまった」といったら「もっとまじめにやってください」と言われてしまった。「そんなに目くじらたてるようなことでもなんじゃない?」と思ったが、体力のある若者から見ると不真面目に見えるのかな?でも笑って、「そうか、ごめんごめん」といっておく。でもこれからもやっぱり寝るだろうな、だって本当にタバコもなくできる集中は2時間が限度。年をとって、これはリズムだからしゃーない、ね。
でも2日間もメイルを放置すると山である。これもほとんどはどうでもいいもの。急ぐものは、「返事よこせ!」としつこく届くから、それにまた「ごめんごめん」と答えるしかないね。「君らもいつか、わかるよ。年をとればね」とこころの中でいいつつ。でも論文の査読が溜まってくるのはやはりまずいな。いい加減に出来ないし。
来週は大学へ復帰します。みなさん。自分で頑張りましょう。「親はなくても(ないほうが)子は育つ」ってね。
さ!あと2日。でも土日はまた別の会議。ほんとに会議屋だ。
じっくり考える時間と、読書をする時間が欲しい!もう正月がなつかしい!
休憩時間に、「細かいことで寝てしまった」といったら「もっとまじめにやってください」と言われてしまった。「そんなに目くじらたてるようなことでもなんじゃない?」と思ったが、体力のある若者から見ると不真面目に見えるのかな?でも笑って、「そうか、ごめんごめん」といっておく。でもこれからもやっぱり寝るだろうな、だって本当にタバコもなくできる集中は2時間が限度。年をとって、これはリズムだからしゃーない、ね。
でも2日間もメイルを放置すると山である。これもほとんどはどうでもいいもの。急ぐものは、「返事よこせ!」としつこく届くから、それにまた「ごめんごめん」と答えるしかないね。「君らもいつか、わかるよ。年をとればね」とこころの中でいいつつ。でも論文の査読が溜まってくるのはやはりまずいな。いい加減に出来ないし。
来週は大学へ復帰します。みなさん。自分で頑張りましょう。「親はなくても(ないほうが)子は育つ」ってね。
さ!あと2日。でも土日はまた別の会議。ほんとに会議屋だ。
じっくり考える時間と、読書をする時間が欲しい!もう正月がなつかしい!
先のプラトンーアリストテレス(2)の記事を書いている最中に、中越でまた地震が起きた!
これは,あれか?! と思ってしまう。
いまnatureのブログで、巨大台風(異常低気圧)が地震発生とリンクしているのではないか?との先のアメリカ地球物理学連合での話題が議論されている。舞台は台湾の地震である。
http://blogs.nature.com/news/blog/2006/12/agu_do_typhoons_cause_earthqua.html
あのSacksが「これは驚きだ。これは考えではない、データに裏打ちされた発見である(すなわちこれはまじめに考えなければならん、ということ)」というコメントもある。今回の異常低気圧が中越地震を誘発したか!と思ってしまう。
だれもまだそんなこと言ってはいないし、ほんとうかどうかもわかんがね。
実は一昨年、ある国際会議で台湾南部に巡検にいった時に、夏雨期(台風期)にクリープし微少地震の発生するその活断層を訪れた。私はそんな話聞いたことがなかったので大変驚いた。明日、その時の文献を探そうと思う。もし、地震発生が異常気象とリンクしているとするとこれは全く新しい地球科学の領域を作る!
人間の所業が地球温暖化ーそれが異常気象を誘発ーそれが地震までをも誘発なんてね。地球科学は頑張らねばならん。このような「風が吹けば桶屋が儲かる」ような話が本当かどうか、また、みな敬遠するんだろうな。
そういえば、あのSibsonが彼の仮説(地震ポンプー断層栓仮説)の断層内部の水圧変動と地震の関係が中越地震で見事に復元できると昨年末のアメリカ地球物理学学会で発表していたそうだね。チェック!である。大気圧変動が地下の水圧変動とリンクし、地震を誘発しているかもしれない。
日本の地震学関係者は、こんな話、プッとそっぽをむくかもしれんがね。「面白いかもしれない、だがわからん」とね。
私は地震の観測は門外漢であるので深入りする気はないが注視したいものである。だって面白い。
先の「不都合の真実」の反応のようにアメリカは新しい科学に敏感だ。
私の知り合いの若きアメリカの研究者は、すでにこの台風と地震との関係に関わることに敏感に反応を始めている。まだちょっと懐疑的ではあるがね。そのようなデータは一気に増えるだろうね。
水ー圧力ー地震、これって本当におもしろいね。
これは,あれか?! と思ってしまう。
いまnatureのブログで、巨大台風(異常低気圧)が地震発生とリンクしているのではないか?との先のアメリカ地球物理学連合での話題が議論されている。舞台は台湾の地震である。
http://blogs.nature.com/news/blog/2006/12/agu_do_typhoons_cause_earthqua.html
あのSacksが「これは驚きだ。これは考えではない、データに裏打ちされた発見である(すなわちこれはまじめに考えなければならん、ということ)」というコメントもある。今回の異常低気圧が中越地震を誘発したか!と思ってしまう。
だれもまだそんなこと言ってはいないし、ほんとうかどうかもわかんがね。
実は一昨年、ある国際会議で台湾南部に巡検にいった時に、夏雨期(台風期)にクリープし微少地震の発生するその活断層を訪れた。私はそんな話聞いたことがなかったので大変驚いた。明日、その時の文献を探そうと思う。もし、地震発生が異常気象とリンクしているとするとこれは全く新しい地球科学の領域を作る!
人間の所業が地球温暖化ーそれが異常気象を誘発ーそれが地震までをも誘発なんてね。地球科学は頑張らねばならん。このような「風が吹けば桶屋が儲かる」ような話が本当かどうか、また、みな敬遠するんだろうな。
そういえば、あのSibsonが彼の仮説(地震ポンプー断層栓仮説)の断層内部の水圧変動と地震の関係が中越地震で見事に復元できると昨年末のアメリカ地球物理学学会で発表していたそうだね。チェック!である。大気圧変動が地下の水圧変動とリンクし、地震を誘発しているかもしれない。
日本の地震学関係者は、こんな話、プッとそっぽをむくかもしれんがね。「面白いかもしれない、だがわからん」とね。
私は地震の観測は門外漢であるので深入りする気はないが注視したいものである。だって面白い。
先の「不都合の真実」の反応のようにアメリカは新しい科学に敏感だ。
私の知り合いの若きアメリカの研究者は、すでにこの台風と地震との関係に関わることに敏感に反応を始めている。まだちょっと懐疑的ではあるがね。そのようなデータは一気に増えるだろうね。
水ー圧力ー地震、これって本当におもしろいね。