ことば (7)縦と横、そして3つのカテゴリー
ことばについて、特に文章について、いくつかの著者の見方について読みながら、記してきたが、少々、縦に記された文章に飽きて来た。
まだまだ、文と言葉についての手探り、思い、記述がつづくのだが(だって本棚にまだ一杯並んでる。なんでこんなに買ったのか不明)、テーマを変えようと思う。
その前に、日本語の縦書きと横書き。
横書きは、明治以降に西洋の言葉、アルファベットが大規模に入って来て、それにあわせて生まれたのであろうが(それにしても何で戦前は右から左へ書いた?和洋折衷方式?)
この2つが生み出す文化の違いは凄いし、それが同居していることも極めてユニークだ。
エッセイストの本を読んでそこでアンケートがとられている。縦と横、どちらに親しみを感ずるか?
圧倒的回答は、「縦」とある。
これだけで、私などは違和感を感ずる。
「え~!やっぱり横書きの世界は少数派なのか!」
それでも、会議の報告書やら、お役所の文書やら、ほとんどは横書きになっているような気がするがね~。
文系の作家の世界は、原稿用紙何枚ビジネスの世界で、その余白の設定が、仕上がり縦書き書き物の行間メッセージを決める。日本語縦書きの「あ・う・ん」文化はそうやって作られて来たせいなのだろうと改めて思う。秋に発行目指す書物を、はじめて400字詰め原稿用紙縦書きで書いてみて、改めてその面白さに気がつかされる。
ということで、とりあえずの、「ことば」シリーズ休憩に際し、このブログのカテゴリー大区分を、3つにすることにした。
「人文」
「社会」
「自然」
なにやら、大学の教養課程の科目大区分と同じだが、それが結局最も大局を捉えているのだと思う。細分は分散でしかない。
ことばについて、特に文章について、いくつかの著者の見方について読みながら、記してきたが、少々、縦に記された文章に飽きて来た。
まだまだ、文と言葉についての手探り、思い、記述がつづくのだが(だって本棚にまだ一杯並んでる。なんでこんなに買ったのか不明)、テーマを変えようと思う。
その前に、日本語の縦書きと横書き。
横書きは、明治以降に西洋の言葉、アルファベットが大規模に入って来て、それにあわせて生まれたのであろうが(それにしても何で戦前は右から左へ書いた?和洋折衷方式?)
この2つが生み出す文化の違いは凄いし、それが同居していることも極めてユニークだ。
エッセイストの本を読んでそこでアンケートがとられている。縦と横、どちらに親しみを感ずるか?
圧倒的回答は、「縦」とある。
これだけで、私などは違和感を感ずる。
「え~!やっぱり横書きの世界は少数派なのか!」
それでも、会議の報告書やら、お役所の文書やら、ほとんどは横書きになっているような気がするがね~。
文系の作家の世界は、原稿用紙何枚ビジネスの世界で、その余白の設定が、仕上がり縦書き書き物の行間メッセージを決める。日本語縦書きの「あ・う・ん」文化はそうやって作られて来たせいなのだろうと改めて思う。秋に発行目指す書物を、はじめて400字詰め原稿用紙縦書きで書いてみて、改めてその面白さに気がつかされる。
ということで、とりあえずの、「ことば」シリーズ休憩に際し、このブログのカテゴリー大区分を、3つにすることにした。
「人文」
「社会」
「自然」
なにやら、大学の教養課程の科目大区分と同じだが、それが結局最も大局を捉えているのだと思う。細分は分散でしかない。