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「人生の「質」を上げる孤独をたのしむ力(午堂登紀雄)」という本はとてもオススメ!

2020年08月05日 01時00分00秒 | 

 

 「人生の「質」を上げる孤独をたのしむ力」という本は、他人との接触を避け物理的な孤独そのものを愛するのではなく、社会の中で人と人と関わりあいながらも、常に自分の意志を主軸において、より良い人生となるよう孤独の時間を大切にすることについて分かりやすく説明したものです♪

 自分との対話、つまり一人での内省が大切ですし、読書等も大切ということについて書かれています♪

 そもそも、一流選手は一人で練習しますし、一流経営者は一人時間が大切で、孤独力が高い男女が結婚生活は上手くいくようです♪

 具体的には、内省、人間関係、価値観、行動、読書、家族で章を分け、以下について書かれています♪
これらを実践するとより良い人生になると思います♪

第1章 内省
 1孤独を恐れるのをやめる →個性が磨かれ魅力が増す
 2いつも誰かと一緒にいるのをやめる →内省し人生の主導権が手に入る
 3つらい感情から逃げるのをやめる →つらさを乗り越えて人としての魅力が増す
 4予定を詰め込むのをやめる →心のバランスが取れ充足感が得られる
 5他人のせいをやめる →自由に行動でき、やるべきことに集中できる
 6見栄を張るのをやめる →理想と現実のギャップを埋められる

第2章 人間関係
 7友だちの数を気にするのをやめる →本当に必要な仲間ができる
 8無理してつきあうのをやめる →目的から健全な打算をして行動できる
 9自分の弱みを隠すのをやめる →弱さを認めてくれる人と出会える
10本音を隠すのをやめる →自分の相手も認めることができる
11嫌われていることを恐れるのをやめる →人を素早く理解し、接し方を適応させられる
12他人のペースに合わせるのをやめる →他人に振り回されずにマイペースで行動できる
13無理して職場にとどまるのをやめる →対人関係を把握し適切な職場を見つけられる

第3章 価値観
14 周囲の意見に配慮するのをやめる →自分の本心に従って生きていける
15 常識を大切にするのをやめる →自分の考えに自身をもてるようになる
16 世間的な基準を気にするのをやめる →自分の理想通りに生きられる
17 他人からの評価を気にするのをやめる →出す価値を高めて存在感を示す

第4章 行動
18 夢・目標がないをやめる →目標の実現に向けて集中し孤独を感じない
19 考えすぎて動けないをやめる →自分の頭で考えて、適切な解決策を導き出せる
20 みんなでブレストをやめる →イノベーティブな人材になれる
21 相談して決断をやめる →自分の決断に自身を持ち、没頭する
22 問題から逃げるのをやめる →適切な問いを見つけ、解決する強さが身につく
23 ネガティブな発想をやめる →自分で意味を見出し、どんな困難でも乗り越えられる

第5章 読書
24 漠然とした不安を抱えるのをやめる →読書で知識を得て幸せにつなげる
25 情報に振り回されるのをやめる →大切な情報を自分の幸せにつなげられる
26 ヤバイ、かわいいをやめる →言葉の選択肢が増えて人生の選択肢も増える
27 自分の思考にこだわるのをやめる →過去の経験に意味づけができ、未来に向かえる
28 変化を恐れるのをやめる →後悔しない生き方ができる
29 自分と同じ価値観の本を読むのをやめる →自分の判断を支える根拠がより強くなる

第6章 家族
30 相手に幸せにしてもらうのをやめる →相手と良い関係を築ける
31 結婚を損得でとらえるのをやめる →与える姿勢で幸せを手にする
32 お友達できた?と聞くのをやめる →子どもの個性を尊重して育てられる

以下は本書のポイント等です♪
「人生の「質」を上げる孤独をたのしむ力」という本は、より良い人生のためのヒントがたくさんありとてもオススメです!

・ひとり内省する時間を持つことによって、自分のセンサーを鋭敏にさせる。そうすれば自分に起こった出来事や自分が置かれている状況に対し、「これは良い」「これは何か変だ」と素直に反応することができるのです。孤独は、自分の人生の主導権を取り戻す大切な時間なのです。

・「いたずらに他人を否定・批判・非難しない」という原則を守る。それは見て見ぬフリをするとか、迎合するということではなく、「自分はこう考えるけど、そういう考えもあると思うよ」と、相手の意見を尊重するということ。そういう姿勢を持てば、後は自然体で自分を出していいのです。

・大人にとって必要なのは、友達よりもむしろ切磋琢磨し合える仲間、戦友、同志、ライバルです。そしてそれは、目標に向かって邁進している人の周りに集まってくるものです。実際にも、たとえば起業家は最初はひとりで会社を立ち上げたとしても、「これで世の中を変えたい」というビジョンを掲げて行動しているからこそ、それに共感する取引先や従業員が集まってくるわけです。

・友達は大事、友達は必要、という意見に反対する人は多くないと思います。しかし繰り返しになりますが、友達の存在は人生を豊かにするひとつの要素に過ぎません。楽しく過ごせる友達がいるのならそれはそれでいいし、いなくてもそれはそれでいい。ましてや、自分とは合わないなあと感じている人にまでも、無理して友達関係を続けようとすることは必要ないのです。

・孤独を恐れない人は、自分の弱みをさらけ出すことを躊躇しません。そのために人が離れていったとしても、それはそれで仕方がないと思っているからです。彼らは自分の弱みすら肯定できているからです。それは単なるあきらめとか、現状維持でいいちう逃げの意味ではなく、「たしかに自分の欠点かもしれないけれど、それも含めて自分である」と受け入れているということ。だから、仮にそれで他人にバカにされたとしても、「そういう人もいるんだ」くらいで気にならないのです。

・孤独の中で内省の習慣ができると、仮に意に反する出来事や結果になったとしても、自分の苦しみや悲しみを受け入れ、静かに耐え、意味づけし、飲み込んで消化できるようになります。そして、そういう心の動きを自分で察知し感情を処理する力が高まると、何も言わない人にも、それぞれ苦労や悲しみがあること、それを無言のうちに察することが出来るようになります。人には人の事情がある、みなそれぞれいろいろある、自分だけが特別に不幸なわけじゃないんだと。だから絶望感に襲われることもない。自分の感情の動きがわかれば、同じような状況で他人が感じる感情も想像できるようになる。つまり他人を思いやれる人は、自分の感覚を思いやれているということです。

・人から認めてもらいたいと思ったら、まずは自分から相手のことを認め、愛し、大事にすることです。相手の話をよく聞く、相手がどのような反応・返事を欲しているのか想像する。それは自分を曲げるとか抑えるとかではなく、共感や寄り添いの気持ちです。そしてそういう気持ちがあると、実は孤独など感じないものです。自分から手を差しのべることができる人、そういう余裕がある人は、ひとりであってもつねに誰かとつながっている感覚を持てるからです。

・特に人間関係の苦痛は人生の苦痛に匹敵するストレスですから、本当につらければ、転職してでも抜け出す価値があります。だからなのか、転職理由のトップはいつの時代も「職場の人間関係」です。

・人と関わるのが苦手な人なら、あまり人と関わらない仕事、たとえばパソコンだけで受注や納品ができるデザイナーやライターといった仕事を選ぶことです。人と接するのは苦手でも、メールなら大丈夫という人は多いでしょう。あるいは協調性がないなら、協調性があまりなくても成立するような仕事を選べばいい。たとえば学者や研究者、工場や倉庫で働く人、ドライバーといった職業も、他の職業よりは協調性が重視されるウェイトが低いでしょう。自分に社会性がないなら、起業という道もあります。自分がトップであれば、自分の信念に従って何でもできるし、ある程度はそれが許されるからです。もちろん自分勝手に振る舞いすぎると人が離れていくことになりますが、それは調整型の人間がやればいいわけで、そういうのが得意な人を参謀として雇えばいいのです。就職しなきゃ、職場の人と仲良くしなきゃと思うから、面倒な人間関係を思い浮かべて動けなくなるわけです。

・過去の自分の営みを、いまの自分の観点から改めて観察すると、当時はなんて幼稚で稚拙な考え方をしていたのか、ああすればよかったなあと、ほほえましくもいまの自分は成熟してきたなと、成長実感を感じられます。その実感は、ひとり内省するのは豊かな時間であると、強く認識できる感覚すらもたらしてくれるはずです。

・スポーツの世界では、ほかの選手やグループと一緒に練習するよりも、一人で練習する時間が多いほどスキルの上達が速いそうです。実際、エキスパートの多くは、人の見えていないところでひとりで努力する傾向があるといいます。

・元プロ野球投手の工藤公康氏は「私が知る限り、人から教え込まれるのではなく、孤独に考え抜いた末に自分で気づけた選手のほうがはるかに伸びます。その方が、自分で自分を伸ばす方法を考え続けるようになるからです」と記述しています。自分が何をすべきかに自分で気づくことができれば、誰かに催促されたりしなくても、自ら主体的に取り組むようになると言うのです。

・同じ悩みのループに陥っているなと感じたり、どうしていいかわからず投げ出したりしたくなったときは、いったん思考のスイッチを切ってみることです。スイッチを切る方法は、紙やノートに書き出すことです。「いったい何が問題なのか?」「どういう状態になれば満足できるのか?」「そのためにはどんな方法があるか?」にフォーカスして、具体的に書き出すのです。自分の悩みや考えを文字として紙に落とすと、いったん自分を離れ、客観的に見ることができます。自分の中でぐるぐる回る悩みを自分から引きはがして紙という現実世界に固定し、強制的に「もうひとりの自分」から見つめられるようにすることで、冷静さを取り戻すのです。

・情報や知識を得ること単体では価値を持たせることはできず、それをどう編集・加工していくかが重要だということでしょう。そしてそれには、一人になる時間が必要です。他人が入り込むとそこで思考が中断されますが、一人でいれば誰にも邪魔されず、得た情報をもとに黙々と分析したり自分のイメージをふくらませたりすることができるからです。クリエイティブ人材は、そうやって孤独の中からアウトプットを生み出すのです。
・自分だけの意志で決めるからこそ、そこに「覚悟」が伴い、責任感やモチベーションを強く持つことができます。誰にも相談する必要がないので、意思決定も行動も速くなる。特にベンチャー企業が機動性に富んでいるのは、組織や階層の問題だけでなく、そういうところにも理由があります。つまり「経営者は孤独」というのは、最終責任を負うのは経営者ただひとりであり、その覚悟があるということなのです。

・経営者の多くは、ひとりの時間を大切にし、そこでじっくりと経営戦略を考えます。たとえばマイクロソフト王国を築いたビル・ゲイツ氏でさえ、年に2週間の「ぼっち時間」を持つと言います。あるいは一流のビジネスパーソンの中にも、仕事用に別のマンションを借りたり、隠れ家的なバーを行きつけにしていたり、一人の時間を確保し、大切にしている人が少なくないようです。

・人生年表を書いてそれを机の前に貼っておくのもひとつの方法です。「これからの自分」をプロットしてみるのです。憧れでも夢でもよいので「何歳までにこうなっていたい」「この年齢くらいにはこうしたい」という思いを書き込んでいきます。すると、「ではこの5年間で何をするか」「今年は何をするか」「今月は何をするか」という道筋が見えてくる。それが見えていれば、日々を振り返る習慣がつきセルフチェックがしやすくなります。

・自分が問題だと信じ込んでいる問題の多くは、実は根拠のない妄想にあることに気づけば、悩みの多くは消えていき、「本当に解決しなければならない重要な課題」だけが残ります。

・孤独を恐れる人は、誰かとつながることを重視しておしゃべりやSNSなどに費やす時間が長い一方、相対的に読書時間が少なくなります。さらに自分と向き合うことが苦手なので、自分と世の中の仕組み、自分と社会、自分と周囲の人との関係をしっかり理解することができません。

・もっともおススメの方法が読書です。いまや人間の活動領域のほとんどすべての分野で何らかの書籍がありますから、読書は世の中を知るにはもっとも安価で優れた方法のひとつです。一方でテレビや新聞では不十分です。なぜならテレビの情報は自分が知りたいこととは無関係に流れては消えていきますし、新聞の情報は断片的な上に掘り下げ方が浅いからです。

・どんな言葉であっても、それはその言葉を発した本人が選択しているわけで、その言葉によって周囲の反応が変わり、自分の人生を形成します。ポジティブな言葉を中心に使えば、物事をポジティブにとらえようとするし、似たような発想の人が集まってきます。ネガティブな言葉を中心に使えば、やはり物事をネガティブにとらえ、同じような発想の人が集まってくる。それは自分の人生の方向性を決めることになります。つまり言葉の選択とは、何を中心に自分の生き方を展開していきたいかを考えること。どういう言葉を使って生きるのか、その選択がこれからの自分自身、そして自分の人生をつくっていくわけです。

・「怠惰な人間の部屋には本がない」という話を何かの本で読み、確かに当たっているなと妙に納得した記憶があります。

・体験を単なる体験で終わらせない。思い出を単なるなつかしい記憶で終わらせない。自分が経験してきたこと、人生の中でぶつかってきた壁や逆境には必ず意味がある。経験を意味づけし、自分の未来に前向きな力へと変換できるのは、今までの自分が持っていなかった思考の枠組みや認識のパターンを得たからであり、それこそ読書の大きな魅力のひとつだと思います。

・若い頃は、たとえば20代後半で結婚し、30代前半には2人の子どもに恵まれているはずだったのに、もうアラフォー。こんなはずじゃなかったのに・・・。やっぱり結婚しておけばよかった、やっぱり子どもをつくっておけばよかった・・・という後悔をする人も少なくないようです。このような「気がついたら一人」というのは、その途中では人生の選択肢について何も考えずに生きてきたということですから、あとで後悔しやすいのです。仮に「一人で生きていく」と決めたとしても、親の老後、自分の老後、自分が働けなくなったときのことも想定して対策を打っておきたいものです。

・自分の価値観がどう変わっていくかなんてわかりません。だから、たくさんの本を読み、たくさんの人の話を聞き、「先人がしてきた後悔」「自分とは違う人の人生」を先に知っておくことです。たとえば青春は短いとか、高校の時にもっと遊んでおけばよかったとか、よくある後悔があります。それも当たり前のようでいて、渦中にいるときにはピンとこないものです。だからこそ、他人の生き方や後悔を自分に置き換えて考えられる想像力がモノを言うわけで、それを支援してくれる方法のひとつが読書なのです。

・いくら情報を仕入れても、自分の中で加工しなければ価値を持たせることはできません。逆にインプットの量が少なくても、そこからどんな意味を引き出せるかによって、バリューを生み出すことが可能です。

・本を読むことの効用の一つに、自分が持つ思考のレイヤや判断軸をレベルアップさせられることが挙げられます(娯楽としての読書は除きます)。そのためには、自分とは違う主義主張・価値観を自分の中に取り入れることです。

・子育てにはお金がかかるから、子どもを持つのは難しいと考えている人もいるようです。確かに多少はかかりますが、小さいうちは微々たるものですから、児童手当の範囲内でほとんど賄えます。進学するようになっても公立校であればさほどではありません。その程度の出費よりも、子育てで得られる楽しさのほうが数倍勝ります。

・私はなぜ子どもが欲しいのか、自分の心の奥を深く探っていくと、さらに見えてくるものがあります。おそらく、何の利害関係も見返りも求めず、純粋に愛情を注ぐ対象が欲しい、自分の愛情が伝わっている実感が欲しいから子どもが欲しいのだと思います。あるいは自分が相手に愛情を注いでいるという満足感を得たいようにも思います。

・わが家でも、「本に限らず他人の否定や非難はやめよう、もし不満があるなら分析をしよう」といつも話しています。たとえば「あの人の問題点はこれである、だからこうすればもっと良い結果になるはずだ」「著者はこのようなことを言うけれど、おそらくこういう理由があるのだろう」という発想です。

・孤独力の高い男女のカップルのほうが、結婚生活も上手くいくというのが私の考えです。一人で過ごすことの心地よさを知っている人は、他人と一緒の時間の心地よく過ごすことができます。それは相手への理解と配慮と寛容さにつながり、お互いにとって快適な距離感をつくり出すからです。自分と違う価値観があっていい。自分とは違う生き方があっていい。だから自分の都合で相手の空間に近づきすぎないし、距離を置きすぎることもない。他人に干渉すれば自分も干渉されることがわかっているし、他人の価値観を認めることができるため、誰かに安易に干渉するなど他人の領域にずかずか踏み込んだりはしないのです。自分のプライベートな時間、プライベートな空間も大切であるとわかっているからこそ、相手のそれへも配慮できる。これは孤独をたのしめる人だけが獲得できる境地です。

・孤独を恐れる人ほど他人との距離感に鈍感で、他者に不寛容になりがちです。孤独が豊かな時間をもたらしてくれるという認識がないので、自分の価値観で相手の私的空間にもずけずけと足を踏み込みます。メッセージを送って既読スルーされたら「なんで返事しないの!」怒り出すような人も典型例です。相手には相手の都合があり、忙しくて返事ができない状況もあるということを想像することができません。それでは相手は不愉快になるでしょうし、「もう、面倒くさい人だなあ」と思ってしまうでしょう。また、「自分は自分、相手は相手」と多様性を認めることができないので、恋人や配偶者に、心理的一体感を求めようとします。そのため、相手が自分の思うような言動をとらないとき、「夫婦なのにわかってくれない、親子なのにわかってくれない、恋人なのにわかってくれない」などという不満になります。「なんでしてくれないの」「なんでわかってくれないの」という人には、相手は自分の気持ちを察するべきだという傲慢さがあるわけですが、相手は超能力者ではないのですから、それではケンカが増えてしまうでしょう。

・「なんでわかってくれないの」という不満を感じたときは「そういえば自分はわかってもらうために、具体的にどんな努力をどのくらいしただろうか」と振り返る。そして、どう言えば伝わるかを考える。そこでたとえば「そういう対応をされると、とても傷つくので、こうしてくれるとうれしい」という言い方はどうだろう。そして実際に言ってみて相手の反応を観察し、次につなげる。そうやって、自分のどういう対応が問題解決に貢献するか、自らの関わり方を調整し続けることです。

・男性側に多い勘違いは、「貯金や収入が少ないから結婚できない」という考え方です。仮にそれを条件に自分を選ばない女性がいたとしても、男性を支えよう、助け合おうという意志がない人ですから、そんなリスクの高い結婚を避けられたととらえればよいでしょう。

・男性は本能的に、女性には母性的な温もりを求めるものですが、女性は自分を大切にしてくれる人を求めます。もちろん収入がどうでもいいということではありませんが、お金よりも大切なのは、女性に対する思いやりや気配りの心です。だから「結婚したら自分のお金や時間が自由に使えなくなる」という自分中心の発想を持っている人には、まともな女性が近寄って来ることはありません。

・女性が男性に魅力を感じるもう一つの要素は、物事に親権に取り組む姿です。多くの人が夢も目標も打ち込めるものもなく、不完全燃焼感にくすぶっていますから、何かに夢中になって努力している人はキラキラ輝いて見えるものです。特に30歳を過ぎてからは、生き方が表情ににじみ出てくるもの。精神的に自立した女性は、容姿の美醜よりも「顔つき」で将来性がある男性かどうかを見抜きます。反対に、テキトーに手を抜いたり、すぐに諦めたり愚痴を言ったりする男は、狩りをする能力や家族を守ろうとする意識が低いことを意味します。それはつまり生存能力が低い人間であるということで女性も本能的に避けるのです。

・自分と自分を取り巻く世界との統合や適切な認識をするには、自分の考えや判断基準を形成していくという内面的発達が必要です。それには、下界からの刺激を遮断する「タイムアウト」が欠かせません。実際、幼い子どもたちは、ひとり黙々と遊ぶことがあります。

・子どもはひとり遊びの中で、試行錯誤しながら自分ができることをひとつひとつ確認しています。その作業を通じて、じっくりひとつのことに集中する力をつけていく。そしてこの経験から「自分はできる」という自信をつかみ取ります。人は自分を肯定できるから他人も肯定できるわけです。「一人でじっくり遊ぶ」という経験が少ないと、集中力に欠け、他者との遊びでもすぐに飽きてしまう傾向があります。

・大人は、友達の輪に入れず一人で遊んでいる我が子を見て心配になります。あるいは一人で遊んでいる子を見つけるとかわいそうに思い、他の子どもたちの輪に誘ってあげようとします。しかしそれは余計なお世話なのです。もちろん、友達の輪に入りたくても入れない子どももいますが、もし一人黙々と遊んでいるなら、それは温かく見守ってあげる必要があります。子どもが一人で遊ぶのは、それが自身の成長に必要だからこそ。子どものひとり遊びを妨害することは、こどもの自我の形成を妨げることになりかねないのです。


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