<金曜は本の紹介>
「渋谷ではたらく社長の告白(藤田晋)」の購入はコチラ
この本は、史上最年少の26歳で上場した「サイバーエージェント」社長の藤田晋さんの、20代でもがき苦しみながら成長した軌跡と経験を、次世代の若い人に知ってもらいたいと考えて書かれた本です。
この方は、女優の奥菜恵と結婚・離婚したことでも有名で、この本が書かれたのは新婚直後の幸せな時期に書かれたものですが、離婚を暗示させるようなこともほんの少し書かれてあって、あぁやっぱりなぁと感じることもできる本です^_^;)
また、ライブドアのホリエモンも登場します! まだホリエモンが「オン・ザ・エッヂ」という会社名の時に、「サイバーエージェント」から「サイバークリック」というクリック保証型システムを作るよう依頼される場面で、「あんなの楽勝ですよ」と応え、ホリエモン自身がもの凄いスピードで、しかも予想以上の出来でシステムを完成させたとあります。その後、両社は二人三脚で成長を遂げたようです。
とはいえ、この本のほとんどは、徹夜でろくに美味いものも食べずに必死に仕事をし、また恩人を裏切り、親友を裏切り、恋人と別れながらも、「21世紀を代表する会社をつくる」という夢を追っている内容で、とても勇気を与えられる良い本だと思います。私はこの本を読んで、藤田晋さんを応援したくなりました。お勧めな本です!
以下この本を読んで、気になったポイントです。
・藤田晋さんは1973年5月に福井県鯖江市で生まれ、父親はカネボウの鯖江工場に勤め、平凡な安定した暮らしをしていたが、いつの頃かサラリーマンになって平凡な一生を終えるのは嫌だと思っていた。
・小学4年のときに、福井県の将棋の大会で優勝する。中学では生徒会長でバンドのボーカリスト。小学校の時は作家になりたいと考え、中学の時はミュージシャンになろうと思う。高校3年の8月から狂ったように勉強し、偏差値40からの大学受験で青山学院大学へ入学する。
・大学の時にバイトでフリーペーパーの広告営業を始め、毎日100件近くの飛び込み営業をする。
・そのバイト先の社長から「ビジョナリー・カンパニー」という本が面白いうということを聞き、読んで衝撃を受け、時を超えて生存しつづける起業とは何かや、経営者のカリスマ性が重要なのではなく、企業そのものが究極の作品であることが書いてあり、そんな会社を自らの手で作り上げようと思う。
・経営者になるのだったら感性を磨くために、本を読んで、映画や演劇などをたくさん観ろとアドバイスを受ける。本だとカーネギーの「人を動かす」、映画だと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「ニューシネマ・パラダイス」。
・オックスプランニングセンターでバイトを始めるが、就職はそのライバル会社のインテリジェンスに決まる。社長面接時には事業アイデアを話す。
・そのインテリジェンスでは、土日はもちろんゴールデンウィークも休まず夏休みもとらず、一日も休まず働き続け、仕事をこなすうちに成長し、成長したから実績が生まれ、実績が生まれるから仕事が増えるという好循環に乗り、1年目にして稼いだ粗利益額は5000万円だった。
・オックスプランニングセンターで内紛が起こり、そこの専務と大学時代からの友人と新しく会社を作ろうとするが、インテリジェンスの宇野社長に出資するから社長になれと言われ、同期の日高と学生の石川の3人でサイバーエージェントを立ち上げることになる。まだ入社して1年も経っていない。当初はインターネットの営業を専門にやる会社を目指す。
・資本金は1000万円で、700万円がインテリジェンスが出資し、藤田社長が200万円、日高が100万円出資する。宇野社長の約束は事業が順調になったら藤田社長が筆頭株主になるように資本比率を下げることと、経営には一切口出しをしないこと。アドバイスとしては、馬とフェラーリを買わないようにとのこと。
・最初の会社の家賃は原宿で月40万円、1年後に北青山の一角で月200万円。いつもかなり広めの部屋を借り、人数増に対応する。
・創業当時の藤田社長の月給は30万円、日高は25万円、バイトの石川は20万円程度で、それで週110時間、つきに440時間以上働いていた。
・会社を興した1998年、この年の7月25日から藤田社長は会社のホームページで日記http://shibuya.ameblo.jp/を書き始める。今もサイバーエージェントのホームページhttp://www.cyberagent.co.jp/index.htmlから閲覧できる。
<目次>
1章 裏切り、それでも手放せなかった夢
2章 ゼロからの起業
3章 ネットバブルの波に乗る
4章 バブル崩壊、孤独と彷徨
5章 ランナーズ・ハイ
and more 渋谷ではたらく社長の一日
あとがき
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<今日の独り言>
2歳0ヶ月の息子を抱っこして家を出ると、しきりに足を指差すので何だろう?と思っていると、靴を履かせるのを忘れていました。一所懸命に靴がないことを訴えているのを見ると、賢くなったんだなぁと思いました^_^;)
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この方は、女優の奥菜恵と結婚・離婚したことでも有名で、この本が書かれたのは新婚直後の幸せな時期に書かれたものですが、離婚を暗示させるようなこともほんの少し書かれてあって、あぁやっぱりなぁと感じることもできる本です^_^;)
また、ライブドアのホリエモンも登場します! まだホリエモンが「オン・ザ・エッヂ」という会社名の時に、「サイバーエージェント」から「サイバークリック」というクリック保証型システムを作るよう依頼される場面で、「あんなの楽勝ですよ」と応え、ホリエモン自身がもの凄いスピードで、しかも予想以上の出来でシステムを完成させたとあります。その後、両社は二人三脚で成長を遂げたようです。
とはいえ、この本のほとんどは、徹夜でろくに美味いものも食べずに必死に仕事をし、また恩人を裏切り、親友を裏切り、恋人と別れながらも、「21世紀を代表する会社をつくる」という夢を追っている内容で、とても勇気を与えられる良い本だと思います。私はこの本を読んで、藤田晋さんを応援したくなりました。お勧めな本です!
以下この本を読んで、気になったポイントです。
・藤田晋さんは1973年5月に福井県鯖江市で生まれ、父親はカネボウの鯖江工場に勤め、平凡な安定した暮らしをしていたが、いつの頃かサラリーマンになって平凡な一生を終えるのは嫌だと思っていた。
・小学4年のときに、福井県の将棋の大会で優勝する。中学では生徒会長でバンドのボーカリスト。小学校の時は作家になりたいと考え、中学の時はミュージシャンになろうと思う。高校3年の8月から狂ったように勉強し、偏差値40からの大学受験で青山学院大学へ入学する。
・大学の時にバイトでフリーペーパーの広告営業を始め、毎日100件近くの飛び込み営業をする。
・そのバイト先の社長から「ビジョナリー・カンパニー」という本が面白いうということを聞き、読んで衝撃を受け、時を超えて生存しつづける起業とは何かや、経営者のカリスマ性が重要なのではなく、企業そのものが究極の作品であることが書いてあり、そんな会社を自らの手で作り上げようと思う。
・経営者になるのだったら感性を磨くために、本を読んで、映画や演劇などをたくさん観ろとアドバイスを受ける。本だとカーネギーの「人を動かす」、映画だと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「ニューシネマ・パラダイス」。
・オックスプランニングセンターでバイトを始めるが、就職はそのライバル会社のインテリジェンスに決まる。社長面接時には事業アイデアを話す。
・そのインテリジェンスでは、土日はもちろんゴールデンウィークも休まず夏休みもとらず、一日も休まず働き続け、仕事をこなすうちに成長し、成長したから実績が生まれ、実績が生まれるから仕事が増えるという好循環に乗り、1年目にして稼いだ粗利益額は5000万円だった。
・オックスプランニングセンターで内紛が起こり、そこの専務と大学時代からの友人と新しく会社を作ろうとするが、インテリジェンスの宇野社長に出資するから社長になれと言われ、同期の日高と学生の石川の3人でサイバーエージェントを立ち上げることになる。まだ入社して1年も経っていない。当初はインターネットの営業を専門にやる会社を目指す。
・資本金は1000万円で、700万円がインテリジェンスが出資し、藤田社長が200万円、日高が100万円出資する。宇野社長の約束は事業が順調になったら藤田社長が筆頭株主になるように資本比率を下げることと、経営には一切口出しをしないこと。アドバイスとしては、馬とフェラーリを買わないようにとのこと。
・最初の会社の家賃は原宿で月40万円、1年後に北青山の一角で月200万円。いつもかなり広めの部屋を借り、人数増に対応する。
・創業当時の藤田社長の月給は30万円、日高は25万円、バイトの石川は20万円程度で、それで週110時間、つきに440時間以上働いていた。
・会社を興した1998年、この年の7月25日から藤田社長は会社のホームページで日記http://shibuya.ameblo.jp/を書き始める。今もサイバーエージェントのホームページhttp://www.cyberagent.co.jp/index.htmlから閲覧できる。
<目次>
1章 裏切り、それでも手放せなかった夢
2章 ゼロからの起業
3章 ネットバブルの波に乗る
4章 バブル崩壊、孤独と彷徨
5章 ランナーズ・ハイ
and more 渋谷ではたらく社長の一日
あとがき
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2歳0ヶ月の息子を抱っこして家を出ると、しきりに足を指差すので何だろう?と思っていると、靴を履かせるのを忘れていました。一所懸命に靴がないことを訴えているのを見ると、賢くなったんだなぁと思いました^_^;)