夏の間に

こんなに蔓が伸びました。

　うまい具合に　額にひっかかって　まだその先へ這わせています。


そして　花も。



近くで見たら
ほんっとに不思議なお花。


蝋細工みたいなのです。



　散るときは　この一つひとつが　パラパラに散らばって落ちてゆきます。


夏のあいだだけ
この北側の窓に置きます。



冬場はここでは凍てつくので
反対側の下駄箱の上に移動します。



　“凍てつく”　

　........思わず口走ったこの言葉。

またぶり返した蒸し暑さを思えば

　あの冬のさぶさが何とも.....