歌の師匠芳賀先生より「詩人の恋は声楽をやる人、伴奏者には見る価値のある音楽劇だから是非見てらっしゃい」とのお勧めで、横浜紅葉坂の神奈川県青少年センターホールまで観にいってきました。
9日日曜日、教育テレビでも放映されましたが、舞台で直接観ると、役者の演じるひたむきな情熱がひしひしと伝わってきて、テレビでは味わえない感動を味わうことが出来ました。
登場人物はピアニストと老齢な声楽教師の二人だけ。
複雑な人間模様がないので、シューマンの詩人の恋の音楽に載せて、しっかりストーリーを把握することが出来ました。
ウイーンに住む老齢な声楽教師のもとへかつては神童と言われたピアニストが音楽の壁にぶつかり、クラシック伴奏者に転向するために訪れるところから始まります。
ピアニストにこの声楽教師は詩人の恋を歌うことをレッスンに取り入れます。
はじめはそのことに反発するピアニストですが、レッスンを通して音楽の心をつかんでいき、お互いの閉ざされた心が開かれていくと言うストーリーです。
実は二人はお互いにユダヤ人、であった事実にそこから展開されていく衝撃の事実。
これは私自身が衝撃を受けたのですが、ダッハウ強制収容所をピアニストが
訪れ、あまりに真実を隠した敷地に愕然となる。
しかし、ガス室と火葬場は一緒になっている、という事実。
ましてや同じ民族の人々が強制収容所で人として扱われず物同然に扱われていたことを目にしたらどんなに悲しいでしょう。
詩人の恋の作詞はハイネ。彼はユダヤの血をひいています。
そんなことを踏まえて詩人の恋の詩を読んでみると、同じ民族でしかわからない
苦悩、つらさを垣間見ることができます。
同じユダヤ人であったということがお互いにわかったとき、ピアニストと声楽教師は本当に心が通じ合った「詩人の恋」を演奏できた。最後の歌の場面はそのように感じられました。
演じられた加藤健一さんと畠中洋さんのすばらしい歌と迫真の演技に
終演後、プログラムにサインをして、舞台の感激の余韻に浸りながら会場を後にしました。
声楽家、伴奏者、必見の舞台です。
9日日曜日、教育テレビでも放映されましたが、舞台で直接観ると、役者の演じるひたむきな情熱がひしひしと伝わってきて、テレビでは味わえない感動を味わうことが出来ました。
登場人物はピアニストと老齢な声楽教師の二人だけ。
複雑な人間模様がないので、シューマンの詩人の恋の音楽に載せて、しっかりストーリーを把握することが出来ました。
ウイーンに住む老齢な声楽教師のもとへかつては神童と言われたピアニストが音楽の壁にぶつかり、クラシック伴奏者に転向するために訪れるところから始まります。
ピアニストにこの声楽教師は詩人の恋を歌うことをレッスンに取り入れます。
はじめはそのことに反発するピアニストですが、レッスンを通して音楽の心をつかんでいき、お互いの閉ざされた心が開かれていくと言うストーリーです。
実は二人はお互いにユダヤ人、であった事実にそこから展開されていく衝撃の事実。
これは私自身が衝撃を受けたのですが、ダッハウ強制収容所をピアニストが
訪れ、あまりに真実を隠した敷地に愕然となる。
しかし、ガス室と火葬場は一緒になっている、という事実。
ましてや同じ民族の人々が強制収容所で人として扱われず物同然に扱われていたことを目にしたらどんなに悲しいでしょう。
詩人の恋の作詞はハイネ。彼はユダヤの血をひいています。
そんなことを踏まえて詩人の恋の詩を読んでみると、同じ民族でしかわからない
苦悩、つらさを垣間見ることができます。
同じユダヤ人であったということがお互いにわかったとき、ピアニストと声楽教師は本当に心が通じ合った「詩人の恋」を演奏できた。最後の歌の場面はそのように感じられました。
演じられた加藤健一さんと畠中洋さんのすばらしい歌と迫真の演技に
終演後、プログラムにサインをして、舞台の感激の余韻に浸りながら会場を後にしました。
声楽家、伴奏者、必見の舞台です。
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