ドタ日記

ドタの毎日の様子をエッセイで書き綴ります

向かい合う

2010-06-25 23:37:02 | Weblog
先日6月22日は姑の命日でした。
庭に咲いている花々を遺影の前に飾り、姑の大好きだった果物をお供えしました。
毎日、手を合わせていますが、命日の日は遺影の姑と向かい合って、
お話をしました。
生前にお世話になった感謝の言葉と、夫の愚痴も少々、遺影の前でつぶやいたり(笑)
いつもより時間をかけて、向かい合いました。
そして、夫も連れてお墓参りにも行きました。
やはり庭の花を供え、墓石を姑の体をいたわるかのように拭き、向かい合い、お参りしました。
このときは、夫の体が悪くならないように、私もヒロ君もきっちゃんもますます元気で仕事ができるように、、、
そして、私の出会っている人すべてが、健康で生きられますように、と
お願い事をしました。

ヒロ君も仕事から帰って、仏壇の前で向かい合って、おまいりしました。

姑の命日で仏壇に、お墓に向かい合って、おまいりすることで、改めて「向かい合う」大切さを知りました。
亡くなった人と遺影で向かい合うと、やさしい気持ちになれます。
普段の自分のわがままな言動や行動を反省することが出来ます。
そして、生きている私たちが、お互いに向かい合うこと。の大切さも
再認識しました。
生きている者同士、うまく意見が合わずに、気持ちが合わずに、疎遠になったり、
悩んだりすることもありますが、それらは向かい合って話すことを怠っているから生ずるのではないのでしょうか?

障がいのあるお子さんと同じ目線で向かい合って、挨拶することにしています。
向かい合って子どもを思いっきり抱きしめる。
それがまず教育の第一歩であり、一番重要なことだと、思います。

好きな人と向かい合う。ちょっと苦手な人とも向かい合う。
寂しがっている人とも向かい合う。
向かい合う輪を作っていきたいですね。