「坂の上の雲」のテーマ曲

「まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。」

司馬遼太郎の「坂の上の雲」
今年も１２月から「坂の上の雲」の続編が始まります。
今年１０月、同窓生のＭ君の合唱団が演奏会でこのテーマ曲を聞きながらなぜか感動で涙が止まりませんでした。

坂本龍馬たちが欧米の圧力を感じ、文明開化になったばかりの東洋の端の小さな島国を巨大国家「ロシア帝国」からなんとか守らなければと江戸時代の武士道精神が残る人達がわが国の置かれた立場や力を自覚して、懸命になって戦って生きてきた。　ある意味、あどけなく純粋な人達の生き様を「日露戦争」をとうして描いています。

ノンフィクション（作者はそう述べているが異論もある）に限りなく近く更に説得力が増します。

この作品のはしばしからそれを感じながらテレビを見て「このテーマ曲」が流れる度に感動するのは私だけではないと思います。


司馬遼太郎のファンになりました。　
幕末から明治にかけての小説「竜馬が行く」「坂の上の雲」「幕末」等々書ききれなかった事を短編集にしています。（竜馬が行くの長崎事件や岡田以蔵等々）　　随筆「歴史を紀行する」や対談集等々

読んで見て下さい。　又、資料の山の「司馬遼太郎記念館」も必見です。