覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

アンセルメとスイス・ロマンド管のベートーヴェン 交響曲第7番

2009年08月30日 | 音楽
・没後40年という事でアンセルメの録音が国内盤・輸入盤ともにたくさん復活しています。そのラインナップを見るとバッハからストラヴィンスキーまで実に幅広いレパートリーを録音していたことに驚かされます。さすがデッカの看板アーティストです。

・ベートーヴェンの全集は以前にも出ていたと思いますが入手しないうちに廃盤に・・・。私にとっては待望の復活です。まずは大好きな第7番から聴いてみました。スイス・ロマンド管らしい明るい音色が印象的です。こういう音色で聴くベートーヴェンもなかなか新鮮なものがあります。この曲にふさわしい軽快なテンポ、そしてアンセルメらしさなのかもしれませんが非常に見通しがいい。だからって決して軽い演奏という訳ではありません。オーケストラの音色とあいまってカラッと爽やかな好演だと思いました。残りの曲も楽しみです。

・最初、6枚組み国内盤の発売予告を見て予約をしたのですが、その後2枚組み分売の輸入盤の発売予告が出ました。収録曲を見比べると、輸入盤には国内盤にはない「レオノーレ」序曲第3番が収録されているではありませんか! 慌てて国内盤をキャンセルして輸入盤の注文をしたのですが、なぜ輸入盤に収録できたものが国内盤には収録できなかったのでしょうか? 制作担当者が録音の存在を知らなかったのか、調査が行き届かなかったのかはわかりませんが、ちょっと釈然としない感じです。価格も、ネット通販のセール価格だと輸入盤の方が安いし・・・。今回の国内盤のシリーズが良心的な企画なだけに惜しい、というかもったいない気がしました。 

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