・ジュリーニが亡くなったそうです。引退した時点で「もう新しい録音は聴けないんだ・・・」と諦めてはいましたが、亡くなったと聞くと本当に残念です。大好きな指揮者でした。
・初めてジュリーニの指揮している姿を見たのはNHKのBSで放送されたロッシーニの「スターバト・マーテル」の映像でした。白髪のすらりとした長身、まさに紳士という品格のある姿に感激しました。音楽家は演奏の内容が大切なのは当然のことですが、私は少なからず容姿が与える印象も大きいのではないかと思っています。美男・美女がいいというわけではありません。モデルのようなスタイルがいいというわけでもありません。その表情や姿から滲み出るものって、その人の音楽をよく現していると思うのです。ジュリーニの姿からはやはり真摯な人柄が自然と伝わってきます。こういうのは音楽の聴き方としては間違っているかもしれませんが・・・。
・ジュリーニの晩年の演奏には賛否両論あるようですが、私は好きです。あのゆったりとしたテンポから創り出されるスケールの大きな音楽、その美しさ、優しさにハッとさせられる事が何度もありました(ラヴェルの「マ・メール・ロワ」・・・)。また反対に容赦ない厳しさを感じることもありました(ブルックナーの9番やブラームスの4番・・・)。今までに聴いたジュリーニの録音で私の好きな、印象に残っている録音を挙げてみます。
モーツァルト:交響曲第40,41番(ベルリンpo)
ベートーヴェン:交響曲第3番(スカラ座po)
ベートーヴェン:交響曲第5番(ロサンゼルスpo)
ベートーヴェン:交響曲第9番(ベルリンpo)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番(ミケランジェリ、ウィーンso)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(パールマン、フィルハーモニアo)
シューベルト:交響曲第9番(シカゴso)
シューベルト:ミサ曲第6番(バイエルン放送so)
シューマン:交響曲第3番(ロサンゼルスpo)
ブルックナー:交響曲第7番(ウィーンpo、フィルハーモニアo)
ブルックナー:交響曲第9番(ウィーンpo)
ブラームス:交響曲全集(ウィーンpo)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(ワイセンベルク、ロンドンso)
ブラームス:ドイツ・レクイエム(ウィーンpo)
ドヴォルザーク:交響曲第8番(シカゴso、コンセルトヘボウo)
チャイコフスキー:交響曲第6番(フィルハーモニアo)←BBCから出ているライヴ録音の方です
マーラー:大地の歌(ベルリンpo)
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」(コンセルトヘボウo、バイエルン放送so)
ロッシーニ:スターバト・マーテル(フィルハーモニアo)
ヴェルディ:レクイエム(フィルハーモニアo、ベルリンpo)・・・・・
思いつくままにざっと挙げてもこれだけありました。まだまだありますがきりがありません・・・。協奏曲の伴奏にも素晴らしい演奏がたくさんありました。
・上に挙げた中で、あまり話題になることがないのですが、フィルハーモニア管弦楽団とのブルックナーの7番とチャイコフスキーの「悲愴」のどちらもライヴ録音は私の特に好きな演奏です。ブルックナーの美しさはもしかするとウィーン・フィル盤以上かもしれません。チャイコフスキーの熱演、特に終楽章の迫真の演奏も忘れられません。ジュリーニさん、本当に素晴らしい演奏をありがとうございました。
・初めてジュリーニの指揮している姿を見たのはNHKのBSで放送されたロッシーニの「スターバト・マーテル」の映像でした。白髪のすらりとした長身、まさに紳士という品格のある姿に感激しました。音楽家は演奏の内容が大切なのは当然のことですが、私は少なからず容姿が与える印象も大きいのではないかと思っています。美男・美女がいいというわけではありません。モデルのようなスタイルがいいというわけでもありません。その表情や姿から滲み出るものって、その人の音楽をよく現していると思うのです。ジュリーニの姿からはやはり真摯な人柄が自然と伝わってきます。こういうのは音楽の聴き方としては間違っているかもしれませんが・・・。
・ジュリーニの晩年の演奏には賛否両論あるようですが、私は好きです。あのゆったりとしたテンポから創り出されるスケールの大きな音楽、その美しさ、優しさにハッとさせられる事が何度もありました(ラヴェルの「マ・メール・ロワ」・・・)。また反対に容赦ない厳しさを感じることもありました(ブルックナーの9番やブラームスの4番・・・)。今までに聴いたジュリーニの録音で私の好きな、印象に残っている録音を挙げてみます。
モーツァルト:交響曲第40,41番(ベルリンpo)
ベートーヴェン:交響曲第3番(スカラ座po)
ベートーヴェン:交響曲第5番(ロサンゼルスpo)
ベートーヴェン:交響曲第9番(ベルリンpo)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番(ミケランジェリ、ウィーンso)
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(パールマン、フィルハーモニアo)
シューベルト:交響曲第9番(シカゴso)
シューベルト:ミサ曲第6番(バイエルン放送so)
シューマン:交響曲第3番(ロサンゼルスpo)
ブルックナー:交響曲第7番(ウィーンpo、フィルハーモニアo)
ブルックナー:交響曲第9番(ウィーンpo)
ブラームス:交響曲全集(ウィーンpo)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(ワイセンベルク、ロンドンso)
ブラームス:ドイツ・レクイエム(ウィーンpo)
ドヴォルザーク:交響曲第8番(シカゴso、コンセルトヘボウo)
チャイコフスキー:交響曲第6番(フィルハーモニアo)←BBCから出ているライヴ録音の方です
マーラー:大地の歌(ベルリンpo)
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」(コンセルトヘボウo、バイエルン放送so)
ロッシーニ:スターバト・マーテル(フィルハーモニアo)
ヴェルディ:レクイエム(フィルハーモニアo、ベルリンpo)・・・・・
思いつくままにざっと挙げてもこれだけありました。まだまだありますがきりがありません・・・。協奏曲の伴奏にも素晴らしい演奏がたくさんありました。
・上に挙げた中で、あまり話題になることがないのですが、フィルハーモニア管弦楽団とのブルックナーの7番とチャイコフスキーの「悲愴」のどちらもライヴ録音は私の特に好きな演奏です。ブルックナーの美しさはもしかするとウィーン・フィル盤以上かもしれません。チャイコフスキーの熱演、特に終楽章の迫真の演奏も忘れられません。ジュリーニさん、本当に素晴らしい演奏をありがとうございました。
ご無沙汰してます。goo1611様がお薦めのブル7や悲愴は、BBCレジェンドがら発売されている演奏ですか?私は今日、悲愴・展覧会がカップリングされているCDを購入しましいたよ。ブル7は、迷いましたが予算の関係で見送りました。(給料日直前は、厳しい。)
それにしてもgoo1611様のジュリーニ氏のコレクションは凄いですね。運命やラインのロス盤もあって、羨ましいなぁ~。
フィルハーモニア管とのブル7と悲愴、おっしゃる通りどちらもBBCレジェンドのライヴ盤です。悲愴の方、お買いになったのですか? 私はこの演奏、本当に感激したんです。なんだかとっても胸に迫ってきちゃったんですよねえ・・・。ジュリーニはフィルハーモニア管とスタジオ録音もしていて、この前再発されたので入手したいと思っています。ロサンゼルスとの盤もありますがこちらも未入手です。気になってます・・・・・。
みー太さんはもとより、みなさんのブログを拝見して私もここ数日ジュリーニの演奏を聴き直して感動を新たにしています。コンセルトヘボウとのドヴォルザークの8番、聴き入ってしまいました。ジュリーニのこと、こちら(http://blogs.yahoo.co.jp/celiyoukan18/5208700.html)にも少し書きましたのでよろしかったら覗いてやってください(相変わらず大した事は書いていませんのでお恥ずかしいのですが・・・。)ちなみにceliyoukan18って私のことです。ちょっとした手違いで向こうとこっちと違う名前になってしまいました。紛らわしくてすみません・・・。
コレクションなんて言って頂くほどではないのですが、一時期ジュリーニを集中的に集めたことがあったんです。今の私の経済状態ではとてもこんな事はできません・・・。バッハのロ短調ミサを買いそびれていたので今度再発されるシリーズで入手しようと思っています。本当に素晴らしい音楽家でした。
Yahooブログを拝見しました。凄いですね。私、やっとこちらの「・・・分室」の意味が分かりました。拝見しているようで、気づきませんでした。ごめんなさい。
私などが知らないCDがたくさん、紹介されているのにはただただ驚くばかり、凄くコアな鑑賞をされているので、びっくりいたしました。Yahooもこれから拝見させて頂きます。
あ、ご紹介の「英雄」もお店にあって、これも悩みましたが、goo1611様の記事を拝見して、次回いった折にまだ残っていたら絶対買います。(笑)では、失礼します。
あまりほかの方が取り上げないディスクについての記事が多いかもしれません。自分が聴いて「いいなあ」と思ったものをなんとなく書いていたらあんな感じになりまして・・・。
またよろしくお願い致します。