覚え書きのようなもの・・・分室

私の好きな音楽のこと(主にクラシック)や日々の出来事、思ったことなどをつたない言葉で記してみます

アラウ、ガリエラ、フィルハーモニア管のグリーグ ピアノ協奏曲

2011年03月04日 | 音楽
・アラウがEMIに残した録音をまとめたBOXが出た。コンプリートと書いてないところを見るとまだほかにもあるのかな? 大半はすでに持っているのだが初CD化の音源もあるし、シューベルトは入手し損なっていたものなので嬉しい復刻だ。今回のグリーグもTESTAMENTのCDを持っていて、このセットに収録されているのもその時と同じリマスター音源だとか。ジュリーニとのブラームスはカタログから消えた事がないと思うが、私は名盤だと思っているガリエラとのベートーヴェンは長らく廃盤だったはず。とにかくこのセットでは壮年期のアラウの輝かしいピアノも魅力的なのだが、協奏曲でのガリエラの指揮とフィルハーモニア管の演奏がとても素晴らしい。グリーグでホルンを吹いているのはデニス・ブレインだろうか、見事な音色だ。ガリエラの指揮はソロをうまく引き立たせるだけでなくオーケストラだけの部分ではしっかりと主張していて聴き応え十分! ガリエラさん、モノーラル時代にはフィルハーモニア管と協奏曲以外のシンフォニックなレパートリーもかなり録音していたようなので、それこそTESTAMENTあたりで復刻してくれないだろうか・・・。 
Various: Virtuoso Philosopher
クリエーター情報なし
EMI Classics
コメント
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