源氏物語歌集 174
巻十二 須磨 06 源氏
行きめぐり つひにすむべき 月影の
しばし曇らむ 空なながめそ
2007-0924-ysg174
Kad03-031
□いみじとおぼいたるが、心苦しければ、かつは慰め聞え給ふ。
(源氏)「行き・・・ながめそ 思へばはかなしや。ただ、知らぬ涙のみこそ、
心をくらすものなれ」など宣ひて、明けぐれの程に出で給ひぬ。□
源氏物語歌集 174
巻十二 須磨 06 源氏
行きめぐり つひにすむべき 月影の
しばし曇らむ 空なながめそ
2007-0924-ysg174
Kad03-031
□いみじとおぼいたるが、心苦しければ、かつは慰め聞え給ふ。
(源氏)「行き・・・ながめそ 思へばはかなしや。ただ、知らぬ涙のみこそ、
心をくらすものなれ」など宣ひて、明けぐれの程に出で給ひぬ。□