源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

11花散里02 ほととぎす

2007年09月16日 | 09葵~12須磨
源氏物語歌集 166
巻十一 花散里 02 女

    ほととぎす こととふ声は それなれど
    あなおぼつかな 五月雨の空


2007-0916-ysg166
Kad02-184

□・・・垣根に」 寝殿とおとぼしき屋の、西のつまに人々居たり。
さきざきも聞きし声なれば、声づくり気色とりて、御消息聞ゆ。
若やかなる気色どもして、おぼめくなるべし。 (女)「ほととぎす・・・□