源氏物語歌集 172
巻十二 須磨 04 紫の上
わかれても 影だにとまる ものならば
鏡を見ても 慰めてまし
2007-0922-ysg172
Kad03-029
□・・・離れじ」 と聞え給へば、 (紫の上(「わかれ・・・まし」
柱がくれに居隠れて、涙を紛らはし給へるさま、なほここら見る中に類なかりけり、
と思し知らるる人の御有様なり。 親王は、あはれなる御物語り聞え給ひて、・・・□
源氏物語歌集 172
巻十二 須磨 04 紫の上
わかれても 影だにとまる ものならば
鏡を見ても 慰めてまし
2007-0922-ysg172
Kad03-029
□・・・離れじ」 と聞え給へば、 (紫の上(「わかれ・・・まし」
柱がくれに居隠れて、涙を紛らはし給へるさま、なほここら見る中に類なかりけり、
と思し知らるる人の御有様なり。 親王は、あはれなる御物語り聞え給ひて、・・・□