源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

10賢木29 おほかたの

2007年09月10日 | 09葵~12須磨
源氏物語歌集 160
巻十 賢木 29 藤壺

    おほかたの 憂きにつけては いとへども
    いつかこの世を 背きはつべき


2007-0910-ysg160
Kad02-170

□・・・、おぼし立たせ給へるうらやましさは限りのう」とばかり聞え給ひて、
人々近うさぶらへば、さまざま乱るる心のうちをだに、え聞え表はし給はず、
いぶせし。 (藤壺)「おほかたの・・・□