源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

09葵13 とまる身も

2007年07月30日 | 09葵~12須磨
源氏物語歌集 120
巻九 葵 13 源氏

    とまる身も 消えしもおなじ 露の世に
    心おくらむ ほどぞはかなき


2007-0730-ysg120
Kad02-113

□・・・、「なさけなくや」とて、紫のにばめる紙に、
(源氏文)「こよなう程経はべりにけるを、思ひ給へおこたずながら、
つつましき程は、さらばおぼし知るらむやとてなむ。 (源氏)とまる身も・・・□