源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

09葵03 千尋とも

2007年07月20日 | 09葵~12須磨
源氏物語歌集 110
巻九 葵 03 姫君

    千尋とも いかでか知らむ 定めなく
    満ちひる潮の のどけからぬに


2007-0720-ysg110
Kad02-096

□・・・のみぞ見む」 と、物に書きつけておはするさま、らうらうじきものから、
若うをかしきを、「めでたし」と、おぼず。 今日も所もなく、立ちにけり。
馬場のおとどの程に、立てわづらひて、上達部の車ども多くて、・・・□