源氏物語歌集 110
巻九 葵 03 姫君
千尋とも いかでか知らむ 定めなく
満ちひる潮の のどけからぬに
2007-0720-ysg110
Kad02-096
□・・・のみぞ見む」 と、物に書きつけておはするさま、らうらうじきものから、
若うをかしきを、「めでたし」と、おぼず。 今日も所もなく、立ちにけり。
馬場のおとどの程に、立てわづらひて、上達部の車ども多くて、・・・□
巻九 葵 03 姫君
千尋とも いかでか知らむ 定めなく
満ちひる潮の のどけからぬに
2007-0720-ysg110
Kad02-096
□・・・のみぞ見む」 と、物に書きつけておはするさま、らうらうじきものから、
若うをかしきを、「めでたし」と、おぼず。 今日も所もなく、立ちにけり。
馬場のおとどの程に、立てわづらひて、上達部の車ども多くて、・・・□