最近話題になっている本
「阪急電車」
有川浩さんの作品です
私がこの本と出合ったのは
忘れもしない
去年の10月10日に横浜で倒れた時
息子が病院のベッドで暇だろうからと
持ってきてくれました
その時の私は目を開けることも疎ましく
とても本など読む気にはなれない状態でした
2日ほどした時
何げなく手にして活字に目をやりました
それからは気分が悪いことなど忘れたかのように
面白くて引き込まれていったのです
なぜなら
この小説の舞台は
私が日常生活している場所そのものでした
阪急電車の今津線
昔は宝塚駅から今津駅まで一本でしたが
高架になってから
いったん西宮北口駅で乗り換えて
阪神国道、今津と行くことになりました
その宝塚駅から一駅ごとに物語は進みます
この小説が今回映画化されることになり
先日来撮影が行われています
阪急電鉄が本来ならあり得ないくらいの
協力で普通のダイヤの合間を縫って
撮影用の電車を走らせたり
地元の人のエキストラなど
この小さな町がこれほどまでに熱く
取り組んでいることに嬉しく感じたものです
私が住んでいるところは宝塚駅から3つ目の
逆瀬川駅近辺です
写真より母が描いた絵が見つかりましたので
懐かしくて・・・
小説に出てくる駅の周辺の記述が
それはそれは楽しくて
あっと言う間に読み終えました
皆様も機会がありましたら
一度読んでみてください
私がその辺に現れるかもしれません
その時は気軽に声をかけて下さいね(笑)