雪と土との暮らし☆

年齢に関係なくいろんなことに挑戦してみたい。日々前進あるのみ。

父が遺したもの☆

2006年09月07日 20時14分52秒 | ひとり言


今日は朝から雨が上がるかと思えば

迸るほどに降り出したり

非常に気性の(気象)激しい一日でした

午後から鉄人は水利の仕事で出かけ

帰ってきたときに

一枚のパンフレットを見せてくれました

それにはダムの写真が載っていました

なつかしい・・・

私の父が作ったダムです

水道事業に携わっていたときに

いくつかのダムを作りました

このダムは貯水量110万立方メートル

土と石を盛り立てて作った

傾斜コア型アースブロックダム

一日平均8100立方メートルの送水が可能です

このダムができたことで

どれだけの家庭が潤ったことか

ダムのそばには碑があり

父の名前が刻まれています

鉄人はそれを見てとても懐かしく

『お父さんはいい仕事してはったなぁ』

と思ったと言ってくれました

仕事のことは何も言わず

もくもくとまじめに取り組んでいた父の姿をみて

育ちました

なんだか父のことばかりが思い出されます

六甲に沈む夕日を見ながら

父の故郷の歌

『南国土佐を後にして』を教えてもらった日のこと

嫁ぐ日の朝神棚に向かって

合掌していた後姿など

次々と走馬灯のように私の中を駆け巡る

今夜は父の思い出を抱いて休むことにしよう

こんな日をプレゼントしてくれた

鉄人に感謝です