今日は朝から雨が上がるかと思えば
迸るほどに降り出したり
非常に気性の(気象)激しい一日でした
午後から鉄人は水利の仕事で出かけ
帰ってきたときに
一枚のパンフレットを見せてくれました
それにはダムの写真が載っていました
なつかしい・・・
私の父が作ったダムです
水道事業に携わっていたときに
いくつかのダムを作りました
このダムは貯水量110万立方メートル
土と石を盛り立てて作った
傾斜コア型アースブロックダム
一日平均8100立方メートルの送水が可能です
このダムができたことで
どれだけの家庭が潤ったことか
・
ダムのそばには碑があり
父の名前が刻まれています
鉄人はそれを見てとても懐かしく
『お父さんはいい仕事してはったなぁ』
と思ったと言ってくれました
仕事のことは何も言わず
もくもくとまじめに取り組んでいた父の姿をみて
育ちました
・
・
なんだか父のことばかりが思い出されます
六甲に沈む夕日を見ながら
父の故郷の歌
『南国土佐を後にして』を教えてもらった日のこと
嫁ぐ日の朝神棚に向かって
合掌していた後姿など
次々と走馬灯のように私の中を駆け巡る
今夜は父の思い出を抱いて休むことにしよう
こんな日をプレゼントしてくれた
鉄人に感謝です