雪と土との暮らし☆

年齢に関係なくいろんなことに挑戦してみたい。日々前進あるのみ。

急須第2号☆

2006年05月23日 21時33分51秒 | 陶芸作品


急須が仕上がりました

赤土に粉引き化粧をし土灰釉をかけて

気泡を埋めずに焼きました

「御本手」と言うピンクの色が出るのを

期待しました

うら若き乙女の恥じらいのように

うっすらと紅をひいた姿は

とても美しい物です

今日はこの陶芸教室のあと

とても悲しいことがありました

同じ教室のお友達のご主人が急死されました

思えば去年の今頃

JR福知山線の大事故のとき

一両目に乗り合わせたにも拘らず

一命を取りとめ元気にされていたのに

残念でなりません

奥様が焼かれる陶芸の作品を入れる

棚を作ったり

陶板をはめ込んだテーブルを作られたり

それは仲の良いご夫婦だったそうです

お嬢様の花嫁姿を見ずに

旅立たれるのはさぞや無念であったろうと

わが身に置き換えてご冥福を祈り

今夜は静かに過ごしたいと思います