A Moveable Feast

移動祝祭日。写真とムービーのたのしみ。

鎌倉河岸

2005年12月17日 | 街の底で
ナオミ・ワッツが以前から贔屓なので、ピーター・ジャクソン監督「キング・コング」を観た。
どうせリメイクだし、期待はしていなかったが、これがなかなかよかった。
ナオミとコングの心の交流が説明的に描かれていたら、げんなりしただろうが、そういう演出じゃなかったので、ほっとした。エンパイヤ・ステート・ビルからのニューヨークの夕焼けがイイ。
映画監督が狂言回しの役だが、これはピーター・ジャクソンの分身といえるだろう。物語の中に、そのドラマの意味を理解する人物を1人登場させると、その物語の厚みが増すのだ。
ナオミは、「マルホランド・ドライブ」、「21グラム」、「リング」などで観たが、不思議な女優。