A Moveable Feast

移動祝祭日。写真とムービーのたのしみ。

8×10用広角レンズ

2006年11月30日 | 8×10を始めよう
8×10用の広角レンズを調べてみた。
35mmレンズの画角に換算すると、300mmが43mm、240mmが35mm、210mmが28mm、180mmが24mm位に相当するらしい。ただこれも対角線画角においてであって、長辺画角では、それよりやや狭い画角になる。210mm、180mmくらいのものが欲しいところだけれど、8×10のイメージ・サークルをカバーする、このあたりの、手に入れやすいレンズというものがないのだ。
フジノンもニッコールも、最近のものでは、210mmは、全くアオリをしないでぎりぎりカバーできる程度。180mmになると全然だめだ。フジノンの初期180mmは大丈夫らしいが、手に入らない。ローデンシュトック、シュナイダーには、8×10用210mmがあるが、値段は桁外れである。
田中チョートクさんの「CHOTOKU@WORK」、「ウィーン、ニューヨーク、新潟」では、初期型フジノン180mm、ワイドフィールド・エクター165mmが使われていいるようだが、初期型フジノン180mmはあおるとイメージサークルをはみ出している。それはそれでイイ感じでなので、それでもいいかと思うが、しかし2本とも、希少さ、価格において、とても手に入るものじゃない。
しょうがないのでニッコール240mm/F5.6を手に入れ、これで始めることとした。カメラの方は、タチハラの8×10スーパーワイドを考えていたのだが、変更が必要かもしれない。このカメラが対応するのは、80mm~180mmまでだからだ。