A Moveable Feast

移動祝祭日。写真とムービーのたのしみ。

羽田6/大晦日

2009年01月01日 | その日その日
大つごもり
朝、羽田から岡山行きのANA機へ搭乗。大晦日の羽田は当然混雑しているが、早朝なのでまだそれほどのことはない。羽田は上から自然光が差し込むので、搭乗階のフラットに逆行でまぶしい光の通路ができる。何を考えてこういう設計になったのか知らないが、とりあえずおもしろい。

機内で朝日新聞のふたつの記事を興味深く読む。
「夜逃げ屋」大繁盛。この不況で、夜逃げする人を借金取り立ての追求の届かない安全な土地に逃がす「夜逃げ屋」が大忙しで、40人の順番待ちになっているという。ヤミ金の貸し倒れ業者などが主な顧客で、料金は20万円から。暴力団がらみなど危険が伴う場合には、手当が付いて50万円になる。そういう相場なんだと初めて知る。これを安いと見るか、高いと見るか。
幕末、「篤姫」のお輿入れのルートが、NHKドラマの海路ではなくて、陸路だったことが先に明らかになったが、そのおおよその道筋が、宿泊地、休憩地の調査から、さらに詳しく分かった。薩摩、薩関、下関、岡山県矢掛、大阪、京都、草津、豊橋、江戸という経路。

ゲバラ、ブッシュに靴を投げつける

2008年12月26日 | その日その日
イラクで、ジョージ・ブッシュに靴を投げつけた記者の部屋には、ゲバラの写真というか、それを元にデザインしたポスターが貼ってあった。
ゲバラが生きていれば、今年80歳。80歳のゲバラも、坂本龍馬も想像できない。
三好徹のゲバラの伝記を読み、オマー・シャリフ(「アラビアのロレンス」)が演じた映画を観たはずなのだが、どちらも全然覚えてない。
彼はキューバ革命後、世界の各地を訪問していて、日本にもやって来た。公務の間に、大阪から夜行列車に乗って、広島へ行ったというのが、ゲバラらしい。革命戦争中は、ニコンS2を使っていて、その後、キエフと交換したとか。それが「ノーネーム・キエフ」だった、なんてことはないか。革命家にライカは似合わないということ。
「モーターサイクル・ダイアリー」を見逃したが、新しい映画が、スティーブン・ソダバーグ監督、デル・トロ主演で映画化され、来月には公開予定。
マイケル・ムーアの映画「シッコ」には、女医になったチェの娘がちらっと出ていた。

晴海4

2008年10月19日 | その日その日
いつか読むだろうと買い込む本の山
「弾左衛門とその時代」 塩見鮮一郎 河出文庫
「カムイ伝講義」 田中優子 小学館
「後期近代の眩暈」 ジョック・ヤング 青土社
「折りたく柴の記」 新井白石 岩波文庫
「三十三年の夢」 宮崎滔天 岩波文庫
「悪党芭蕉」 嵐山光三郎 新潮文庫