上越新幹線MAXとき、北陸線はくたか14号と乗り継いで、5時頃富山着。ホテルのチェックインを済ませて、5時50分富山発、猪谷行きの電車に乗って八尾に向かった。ひと月前と違って、もう夜闇が迫っている。乗客も地元の人ばかりの様子。八尾駅からは、タクシーには乗らないで、諏訪町まで歩いた。途中上新町の喫茶明日香の前を通りがかった。お客さんがいっぱいで盛況な様子なのを、尻目に、そのまま諏訪町へ入った。ちょうど7時頃になっていた。
諏訪町と上新町で各町の町流しが行われた。諏訪町、天満町、鏡町、東町の順で坂下から上へ流すのを見物し、ビデオを回した。今回は写真はほとんど撮らず。観光客だけの集団とおわらを見るのは、実に落ち着かない気分なり。最後は上新町の輪踊りだけど、9時過ぎには終わるので、まことににあわただしい。そして富山行きの終電は、10時01分だ。終わったとたん、駅へ向かって一目散。上新町から十三国橋までの夜の町をビデオで撮影しながら、坂を下った。聞名寺から先は、ひとっこひとりいなくて、用水の水音と虫の声が高く響くだけだった。
やはり「風の盆」は、他にかけがえのない特別な行事であって、「月見のおわら」はそれの代用にはなりえない。それに、ちょっと思ったのは、こういう催しは、いち観光会社がやらずに、八尾の町か保存会の主催で行って、地元に経済効果をもたらすべく、もっと計画を練ったらいいのに、ということだ。余計なお世話だけれど。「月見のおわら」では、観光客は、夜直前にバスでやって来て、おわらだけ見ると、あっという間にいなくなってしまう。日中の「坂のまちアート」や、民謡フェティバル、音楽祭、コンサート、大道芸などの企画と組み合わせて、やってみたらどうだろう。八尾にはジャズもよく似合うと思う。
明日もまた朝から八尾へ行くつもり。デジカメ画像には、もう随分前からあきあきしていて、今回はライカとモノクロフィルムに先祖帰り。人生は短いので、自分の好きな写真を自分のためだけに撮る所存なり。
諏訪町と上新町で各町の町流しが行われた。諏訪町、天満町、鏡町、東町の順で坂下から上へ流すのを見物し、ビデオを回した。今回は写真はほとんど撮らず。観光客だけの集団とおわらを見るのは、実に落ち着かない気分なり。最後は上新町の輪踊りだけど、9時過ぎには終わるので、まことににあわただしい。そして富山行きの終電は、10時01分だ。終わったとたん、駅へ向かって一目散。上新町から十三国橋までの夜の町をビデオで撮影しながら、坂を下った。聞名寺から先は、ひとっこひとりいなくて、用水の水音と虫の声が高く響くだけだった。
やはり「風の盆」は、他にかけがえのない特別な行事であって、「月見のおわら」はそれの代用にはなりえない。それに、ちょっと思ったのは、こういう催しは、いち観光会社がやらずに、八尾の町か保存会の主催で行って、地元に経済効果をもたらすべく、もっと計画を練ったらいいのに、ということだ。余計なお世話だけれど。「月見のおわら」では、観光客は、夜直前にバスでやって来て、おわらだけ見ると、あっという間にいなくなってしまう。日中の「坂のまちアート」や、民謡フェティバル、音楽祭、コンサート、大道芸などの企画と組み合わせて、やってみたらどうだろう。八尾にはジャズもよく似合うと思う。
明日もまた朝から八尾へ行くつもり。デジカメ画像には、もう随分前からあきあきしていて、今回はライカとモノクロフィルムに先祖帰り。人生は短いので、自分の好きな写真を自分のためだけに撮る所存なり。