先週から春のリーグ戦がスタートしましたが、
通常戦も同時並行で実施中です。
通常戦は級位の昇級が絡む戦いなので
リーグ戦とはまた異なった熱さがあります(^^)
今日の教室では2名の昇級者が出ました。
いずれも中級位の子です。中級位といっても、
ここまで到達するにはかなりの修練が必要です。
日頃から述べていることですが、
将棋はスポーツなどと比べて
公平な競技だと私は考えています。
スポーツももちろん練習を多くした者が
強者となっていくという面もあるでしょうが、
運動神経とか体格とか生まれ持っての能力が
大きなウェイトが占める部分もあるようです。
一方で、将棋はというと、
もちろん、センスや才能といった生まれ持っての
能力という部分も決して無視はできませんが、
それよりも、どれだけ励んだか、どれだけ勉強したか…
という部分が大きなウェイトを占めるのではないかと考えています。
(受験勉強に似ているともいえるかもしれません)
特に、こども将棋の段階でいえば、
たくさん将棋を指して、
たくさん詰将棋を解き、
たくさん学習した子が勝つ、
といっても過言ではないと私は思います。
といっても、
みんなががんばっている子たちばかりなので(^^;
その中で抜け出すのはとてもとても大変なことですが…。
昇級した子や、教室リーグ戦や大会といった
コンテストで入賞した子には
「おめでとう」と賛辞の言葉が贈られますが
この言葉は単なる祝福の意に留まらず
この結果に至るまでの努力や姿勢に対する
敬意が含まれているのだと思います…。