神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

フェアな競技

2022年04月23日 | 教室


先週から春のリーグ戦がスタートしましたが、
通常戦も同時並行で実施中です。

通常戦は級位の昇級が絡む戦いなので
リーグ戦とはまた異なった熱さがあります(^^)

今日の教室では2名の昇級者が出ました。
いずれも中級位の子です。中級位といっても、
ここまで到達するにはかなりの修練が必要です。

日頃から述べていることですが、
将棋はスポーツなどと比べて
公平な競技だと私は考えています。

スポーツももちろん練習を多くした者が
強者となっていくという面もあるでしょうが、
運動神経とか体格とか生まれ持っての能力が
大きなウェイトが占める部分もあるようです。

一方で、将棋はというと、
もちろん、センスや才能といった生まれ持っての
能力という部分も決して無視はできませんが、
それよりも、どれだけ励んだか、どれだけ勉強したか…
という部分が大きなウェイトを占めるのではないかと考えています。
(受験勉強に似ているともいえるかもしれません)

特に、こども将棋の段階でいえば、
たくさん将棋を指して、
たくさん詰将棋を解き、
たくさん学習した子が勝つ、
といっても過言ではないと私は思います。

といっても、
みんなががんばっている子たちばかりなので(^^;
その中で抜け出すのはとてもとても大変なことですが…。

昇級した子や、教室リーグ戦や大会といった
コンテストで入賞した子には
「おめでとう」と賛辞の言葉が贈られますが
この言葉は単なる祝福の意に留まらず
この結果に至るまでの努力や姿勢に対する
敬意が含まれているのだと思います…。
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2022冬リーグ戦表彰・B級

2022年04月20日 | 教室
今日は新学期2回目の水曜教室日です。

週末教室と異なり水曜教室は
学校を終えてからの将棋教室…という日なので
春休み明けのこども達にとっては
体の慣れが必要だと思いますが、
新学期がスタートして約2週間が経ち、
もうリハビリ期間は終了といったところでしょうか(^^)

さて、先日から順次、お伝えしております
冬のリーグ戦の入賞者のご紹介。
最終回の今回はB級です。

【B級】

優勝の子(左)、準優勝の子(右)

優勝の子はB級初優勝です。ちょうど1年くらい前に
当教室の門を叩いて入って来た子です。
当時、既に高学年でしたので新規で入って来る子としては
晩学派になります。しかし、入会から今までに至るまでの
一年間で飛躍的な成長を遂げました。
キャリア1年弱でここまで成長できた子なので、
真摯に将棋に向き合っていけば
今後ものすごい成長を遂げるかもしれません(^^)

準優勝の子はB級初入賞です。彼はどちらかというと
勝敗に執着するよりも盤上の真理を追究するタイプだと思います。
実戦の終盤や詰将棋の解きっぷりなどを見ていても
たまにキラリと光る鋭い切れ味を見せる時があります。
今回はB級準優勝というひとつの成果が表れましたが
彼のポテンシャルからすれば、
もっともっと結果が出ても良いような気がします(^^)
彼も今後どのような成長を遂げるか楽しみな子です。
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将棋体験会のご案内

2022年04月18日 | イベント
神戸こども将棋教室では
下記のとおり令和4年度将棋体験会を実施いたします。

これから新たに将棋を覚えたい子、
何となくルールはわかるけど将棋が勝てるようになりたい子、
集中力や礼節を身につけるための習い事を始めたい子…etc
どなたも歓迎ですのでお気軽にご参加ください(^^)

【日時】令和4年4月23日(土)
【時間】午後1時00分~3時00分
【場所】神戸町中央公民館 2階会議室
【対象】将棋を覚えたい小学生の子(在住地不問)
【内容】1.将棋のルールを覚えよう 2.対局をしてみよう
【料金】無料
【お申込み】下記案内チラシをご参照ください


(クリックすることで大きな画像でご覧いただけます)
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第21回全国小学生倉敷王将戦岐阜県大会

2022年04月17日 | 大会
今日は、全国中学生選抜将棋選手権岐阜県大会と併催で
第21回全国小学生倉敷王将戦岐阜県大会が開催されました。

倉敷王将戦は、小学生名人戦と双璧をなす
小学生全国2大タイトルの一つです。

小学生名人戦が学年無差別の1クラス制に対して
倉敷王将戦は「低学年の部」(1~3年生)と
「高学年の部」(4~6年生)に分けて
競技が行われるのが特長です。

今年のこの大会には
低学年の部には10名、高学年の部は22名の
エントリーがありました。
当教室からは
低学年の部5名、高学年の部5名の
計10名の子が出場いたしました。

各部ともにスイス式5回戦の方式により競技が行われます。

今日の開会式で主催者あいさつでも述べられたことですが、
近年の岐阜県の小学生レベルはかなり高くなっています。
特に高学年の部は全体的なレベルが上がっていることは
間違いありません。

そんな中で1勝でも挙げることは大変なことです。
全対局が終わり、「今日は何勝だった?」、
「もうあと1勝はしたかったね」などと
私も簡単に言ったりしてしまいますが(^^;
本来その1勝1勝には重みがあり称賛されるべきことです。

もっといえば、
勝敗という結果はそもそも尊いものであり、
安易な皮算用したり、内容や過程には目を向けず
星勘定ばかり数えるような姿勢は傲慢であると思います。

実は昨日の教室で、こども達には、
結果はあとからついて来るものなので
そのことよりも一手一手
自らの全力を出すことに注力しよう
という旨のお話をしました。

結果にはもちろん向き合い、
目を向けなければならないのですが、
それは事後的な処理であって、
対局前や対局中には意識する必要はないものです。
対局前や対局中に必要なのは
粛々とした準備であり、
面前の局面の一手一手を
集中して考えることのみです…。

さて、今日の教室の子たちの戦いぶりについてですが、
目標が達成できた子、不本意な結果だった子…
さまざまだったと思います。

いつも言っていることですが、良い結果だった子も
そうでなかった子も今日一日分の上積みはあります。
ですから、そのこと自体には自信を持ってほしいです。

その上で、良い結果だった子もそうでなかった子も
浮かれず引きずらず、明日からまたリセットして
将棋に向き合っていってくれることを願っております。

最後となりましたが今日の入賞者です(教室関連分)。


低学年の部 優勝


高学年の部 敢闘賞(4勝1敗)
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第43回全国中学生選抜将棋選手権岐阜県大会

2022年04月17日 | 大会
今日は、ハートフルスクエアーG(岐阜市)にて
第43回全国中学生選抜将棋選手権岐阜県大会が開催されました。

この大会は、都道府県予選を開催して行われる
全国につながる中学生大会としては唯一の大会です。

小学生大会までとは異なり
男女に分けて競技が行われるのが特長です。

当教室からは、男子の部3名、女子の部1名の
計4名の子が出場いたしました。

当教室からこの大会に出場するのは
2018年が初年度で3名の出場。その後、
2019年2名、2020年不開催、2021年2名
と続いて来たので今年の4名は
当教室史上最多のエントリーです(^^)

男子の部、女子の部ともに
スイス式4回戦の方式により競技が行われます。

総参加者数は、男子の部14名、女子の部2名です。

この大会が来ると毎年感じることですが、
小学生大会の参加者数と中学生大会の参加者数が
全然違うことに違和感を感じます。
つまり、中学生大会の参加者数は
小学生大会のそれに比してかなり少ないのです。

中学生になっても将棋を続けられる
環境が整っていないという背景もあると思うので、
普及指導員としては中学生世代に向けた普及や環境提供に
力を入れたいなという個人的な思いもあります…。

さて、今日の大会の方ですが、
当教室の中学生たちは健闘いたしました。
男子の部では中学生大会デビューとなる1年生、
昨年は悔しい思いをした2年生の健闘。

女子の部は全参加者2名というやや寂しい大会となり、
勝つか負けるかのたいまん勝負となりましたが(^^;
当教室の3年生の子は
そのような慣れない環境でもぶれることなく
勝利を収めることができました(^^)

女子の部に出場した3年生の子にとっては有終の美、
男子の部に出場した子たちは全員が
来年も出場できる下級生の子たちばかりです。
今年は収穫をたくさん得られた中学生選抜となりました。


女子の部 優勝


男子の部 敢闘賞(3勝1敗)
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