神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

詰パラ

2018年05月16日 | 教室
今日は初夏らしい暑い日で半袖やTシャツの子も多くいました。

今日の教室にこの本を持って来てくれた子がいました。

詰将棋専門月刊誌「詰将棋パラダイス」です。
通称「詰パラ」。
詰将棋作家たちが投稿した作品が多数掲載されている雑誌です。
短手数のものから長手数のものまでいろいろな作品が掲載されていますが、
レベルとしては総じて難しい部類のものばかりです。

先日、ある子との会話で詰パラを購入したという話が出て、
その子が今日持って来てくれました。

その子も「難し過ぎる」と言って苦闘していた(?)ようでしたが(^^)、
詰パラを購入する子が当教室にもついに現れたかという感じで見ておりました。

将棋の勝率が上がったとか、あの子に勝てるようになったということは
成長を感じられる分かりやすい1つの形ですが、
詰パラを買ってほしいとか、ネットで将棋関連の調べものをするようになるとか
新たな段階のものに興味を示すようになることも
こども達の成長の1つの形だと感じます。

自分が興味関心を持った将棋ツールを駆使して、将棋を楽しみ、
その延長線上に「上達」や「成長」を遂げてくれたら幸いです。

今日の教室、敢闘賞は5名。
その中でも最も印象的だったのは低学年の某くん。
最近、とてもがんばっています。詰将棋もいっぱい解いているし、
気持ちが入っています!気持ちが入っている子は強い!

軽薄な精神論や根性論は好きではありませんが、
気持ちが入っている子は態度・姿勢が変わって来るので
その結果、成果も出るんだと思います。

さらなる成長を目指して、このまま続けて行こう!

次回の教室は、5月19日(土)です。
午後3時半~、学習室2にて行ないます。
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親子の会話

2018年05月13日 | 教室
今日の岐阜県西濃地方は本降りの雨でした。
脚元の悪い中でしたが今日も多くの子が将棋に励みます。



前半は授業。
今日は例題を用いての終盤の学習をしました。
こども達の棋力に幅があるのでマニアックな題材は扱いません。
基本的土台を強固なものに築く練習です。
野球で喩えると、走り込み、キャッチボール、素振り…。
上手い人も下手な人も日々必要なメニューのようです。

後半は実戦。
今日ある子が手合い待ちの時に私のところへふらりとやって来て
「今日はお父さんに良い報告ができない」旨のひとり言(?)をポツリ。
話を聞いてみると、教室があった日には、”今日は何勝した”等について
お父さんとコミュニケーションを取り、檄を飛ばしてもらってるようです(^^)
良いことだなーと思いながら聞いておりました。

保護者の方がお子さんの将棋の内容や結果に
関心をもって聞いてくださることで、こども達は
それが1つのモチベーションになるんだろうなと思いました。
好結果を報告してそれを褒められたら、そりゃ嬉しいですよね。
”褒められたいから、またがんばる”みたいな好循環が生まれれば
上達も早まるかもしれません…。

話が前後しちゃいましたが、
今日から新しく1名の子が教室の仲間に加わりました!
既に教室に通っている子のきょうだいの子です。
詰将棋もがんばりたいと意欲的な子です(^^)

また、今日の教室には体験入学に1名の子が来てくれました。
既に教室に通っている子が小学校の友達に
教室のことを教えてくれたようで体験入学に来てくれました。
良い意味でなかなか負けず嫌いな雰囲気のある子ですので
彼もまた将棋向きだなと思って見ておりました(^^)
もしも当教室で将棋をやりたいなと思ってくれたら
またお待ちしております。

次回の教室は、5月16日(水)です。
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誓い

2018年05月12日 | 教室
午後3時半からは通常土曜教室です。
先週末は教室はお休みでしたので、2週間ぶりの土曜教室となります。

3月から行なっております春のリーグ戦も残すところ
あと2週間となり、ラストスパートに入っております。
1局指し終えるごとに、リーグ表のもとに
星勘定をしに来る子たちが増えました(笑)。

通常戦(リーグ戦ではない)で手合いをつけようとすると、
「リーグ戦でまだ誰々とやっていないから」と言って
その子が空く(対局を終える)のを待つ
という作戦を取ろうとする子も出現したり…(^^)

みんないろいろと駆け引きしています(笑)。

ま、そういう方が健全だと思います。
リーグ戦、というか将棋自体が「勝ち」が目標とされているものです。
そこにこだわるというか、その目標に向けて最善を尽くすことこそ
真摯な取り組み姿勢だと思います。
そういう精神・心構えのことを「ゲームズマンシップ」というそうです。
(こども達はそこまで考えてのことではなく本能的に勝ちたいだけでしょうが(^^))

泣いても笑ってもあと2週間、最後まで走り抜けましょう。

今日は最後に時間がちょっとだけ余ったので
みんなに将棋の勉強法などについてお話をしました。

今日の教室で全勝した子は、普段から取り組み姿勢が素晴らしい子です。
その子を教室でみんなの前に出して、
取り組み姿勢(努力)と上達が相関関係にあることを説きました。

「強くなりたい」と思い、それを実現させるために
遊びの時間を削り努力をしている子たちが多くいる一方で
「強くなりたい」と思いながらも、思うだけの子もいる。

もちろん、以前から言っているように、
将棋教室に通う理由や目的は各自さまざまであるはずなので、
当教室では、教室への出席自体も含めて
将棋に関するあらゆる強要はしておらず
取り組み姿勢うんぬんも強要するつもりはありません。

しかし、「『強くなりたい』と思いながら・言いながら
最低限の努力をしないのは、それは違う」と伝えました。

「思うだけではダメ、自ら動かなければ」

自戒の念も込めて、こども達とともに誓い合いました…。

次回の教室は、5月13日(日)です。
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平成30年度入門コース講座第1回

2018年05月12日 | 教室
今日から「平成30年度入門コース講座」がスタートしました。

入門コース講座は、文字どおり、
これから将棋を始めようとする入門者向けの講座です。

神戸町生涯学習講座(通年講座)の1つとして
参加している講座で、今年で4年目となります。

今年度生(4期生)は19名の子たちとともに
今年10月まで全10回にわたって学習していきます。

第1回目となる今回の学習テーマは
「将棋のルールと駒の動かし方」です。

受講生の子たちに「将棋をやったことがあるか」について
聞いてみたところ、なんと全員が「ある」とのこと。
(まあ、確かに、今年度生は既に通常教室にも来ている
初級の子たちが何名かいるのですが)

もう、今日やることなくなってしまいました…(笑)。

…というわけにもいかないので、
テキストに沿って復習を兼ねて学習を進めました。


駒の動かし方については、
指導棋士の小田切秀人さんが著書の中で記述されていた
メソッドを利用させてもらって学習を進めております。


駒の動かし方については、
先ほども述べたように既に将棋をやったことがある子たちばかりなので
単なる「駒の動かし方」学習に留まらず、
ちょっとマニアックな要素も取り入れ、理解を深めてもらいました。

たとえば、
「金は、ここ、ここ…計6マス動かせますね」
「でも、金がどこにいるか次第で動かせるマス目が減ります」
「ここ(端)に金がいる場合は、何マス動かせますか?」
「では、ここにいる場合は?」
「じゃあ、金の動かせるマス目が最も少なくなってしまう箇所は?」
など、筋の良い・悪い(重い)位置などについて感覚を養ってもらいました。

後半、といっても残り20分くらいしかありませんでしたが、
実戦対局を指してもらい、今日の内容はすべて終了です。

今日はみんな楽勝(?)の学習内容だったと思いますが、
次回からはテクニック的なことを学習していきますので乞うご期待。

次回の入門コース講座(第2回)は
6月2日(土)午後1時~、学習室2にて行ないます。
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3周年

2018年05月09日 | 教室
先週末は教室がお休みでしたので、
今日はちょうど1週間ぶりの開催日となります。



先日の大会に出場した子たちは、「よくできた」、「悔しかった」…etc
各自いろいろな感想があるようですが、
「また次回の大会に向けて頑張る!」ということは共通のようです。

大会のためだけに、こども達は将棋をやっているわけではないでしょうが、
将棋に励む一つのモチベーションとして、大会は良い目標だと思います。

目標をもって将棋に励み、将棋に励むことによって、
自らを高めてくれることを願っております。

ところで。
今日、5月9日は当教室の開講記念日です。
(教室中には気付いておらず、このブログを書いている途中で気づきました^^;)

2015年度の神戸町生涯学習講座の1つとして始まったのが最初で、
当初は月に1回(第2土曜日)のみの開催でした。
(5月9日が第1回目の開催日でした)

なお、神戸町生涯学習講座には、現在は「入門コース講座」として
今も毎年参加させていただいております。

同年の9月末、生涯学習講座とは別の形、
つまり現在のようなスタイルで毎週土曜日の土曜教室がスタートしました。

(土曜教室の記念すべき第1回目の参加者はわずか5名でした)

その1年後の翌2016年9月からは日曜教室もスタート(週2制)。
同年12月からは水曜教室をスタートさせ、現在の週3スタイルが確立されました。

私としては随分長くやって来た感じがするのですが、
まだ3年しか経っていません。
しかし、3年前には今の形・姿は想像もできませんでした。

3年でこれほどまでに多くの子が通ってくれる将棋教室に
なることができたことにただただ感謝しかありません。

将棋に励むこども達、
当教室の運営にご理解ご協力をいただいている保護者のみなさま、
場所をお借りしている神戸町中央公民館のスタッフの方々、
こども達に指導をしてくださったプロ棋士・アシスタントコーチ・臨時コーチの各先生、
その他当教室に関わってくださるすべてのみなさまに御礼申し上げます。

次回の教室は、5月12日(土)です。
平成30年度入門コース講座第1回:午後1時~3時
通常の土曜教室:午後3時半~5時半
場所はいずれも学習室2です。
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