日曜日の教室は講義からスタート。
先週に引き続き、
終盤の寄せについて学習しました。
終盤の寄せは、
ある程度パターン化できる部分もあり、
「あ、この局面での寄せ方、知ってる!」
の知識をたくさん持っていることが
終盤力に直結します…。
将棋は基本的には算数のように
演算力が求められる科目だと思いますが、
部分的には”暗記科目”の要素も
あるように感じております。
しかし、暗記要素があるとはいえ、
頭に入れて覚えたつもりになっているだけでは
本当の意味で習得したとはいえません。
知識としてインプットしたものを
実戦で確実にアウトプット出来てこそ
はじめて「習得した」といえるのだと思います。
よく教室でこども達にも言うのですが、
次の一手問題として出題されるから
わかるのかもしれないけど、
実際の対局で、この局面が現れた時に
その一手を指せるだろうか??
実戦の局面は何気なく現れます。
「あ、あの局面だ!」と気付けなければ
せっかく覚えた手が使えるのに、
素通りしてしまうことになります。
では、どうすれば、素通りすることなく
実戦で確実に覚えた手を指せるようになるか…?
それは、泥臭く、反復を繰り返すことが
肝要なんだと思います。
当教室では、講義やプリントなどは
反復を意識して、確実にアウトプットできる力を
養うことに努めております…。