今日は日曜日の教室ですので講義からスタート。
今日は終盤の寄せについて学習をしました。
具体的局面を用いて、次の一手方式で
正しい寄せの一手を探してもらいます。
どう指しても勝てそうな局面ですが、
相手の正しい受けが見えていないと
不正解になってしまう問題揃いです(^^)
AでもBでも正解のように見えるけど
何となく直感的にAを選択する。
結果的にそれで正解を獲得できたとしても
では、なぜBではダメなのかが言えなければ
本当の意味で正解できたとはいえません。
算数で喩えると、答えは合っているけど
式が間違っているから減点…
というパターンに似ているかもしれません(^^;
ですので、「じゃ、なぜBではダメなの?」を
口癖のように繰り返し、あらゆる手の可能性を
読むクセがつくよう仕向けております(^^)
「じゃ、なぜBではダメなの?」と尋ねると、
本当は理解しているのにそれを言語化するのが苦手な子も多く
的を得た言い方ができない子も意外と多いです(^^;
これは、将棋教室には理系の子が多いことが
その理由ではないかと私なりに分析しているのですが、
最低限の説明力がつくように
「”○○○○○だから”の形式で答えましょう」と
国語の時間みたいなやり取りも取り入れております(^^;
将棋を学ぶことによって、
将棋だけでなく論理力や言語能力など
幅広い知恵が身に付いてくれたらと期待しながら
教室を運営してまいりたいと思っております…。
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