神戸こども将棋教室ブログ

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駒が泣いている

2023年02月08日 | 教室


今日の教室でのこと。
対局を見て回っていた中で、
二つの将棋マナーについて注意をいたしました。

一つ目は、着手時の駒音について。
形勢が良かったのか、勝ちが見えたのか、
気分が高揚していたようで(?)、
バンっと駒を叩きつけるように指している子がいました。

「駒が割れちゃうよ」

そんな言葉をかけて、優しく駒を置くように諭しました。
駒が割れるということはプラスチック駒の場合は滅多にないので
実際のところは駒が割れる心配はしていないのですが、
もちろん、これはマナーの観点からの指摘です。

二つ目は、盤上の駒の置き方について。
駒がマス目の線からはみ出ていたり、
駒が斜めになって置かれているものがあったり…。

見た目にも美しくないのはもちろんのことですが、
きれいに並んでいないと思考にも
影響が及んでしまうと私は考えます。
これは、自分の思考だけでなく
相手の思考を妨げるという意味も含まれます。

一つ目も二つ目も「反則」行為ではありませんが、
あくまでマナー違反うんぬんの話です。

将棋は対局相手があって成り立つものであり、
対局相手を不快にさせることなく
ルールやマナーを遵守して堂々と戦うことが
対局するに際しての前提条件です。

当教室では、技術的なことだけに留まらず
当たり前のことではありますが、
礼節、マナーなど対局の前提となることこそ、
繰り返し唱えてまいりたいと思っております。
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