見るべきは成長力

今日は文化の日、祝日です。
今月は休講日が一日あるので
その振替として教室開催です。



教室で多くの子たちと接していると
まさに十人十色、みんなそれぞれに個性があり、
みんなそれぞれに大きな可能性を持っています(^^)

当教室の門を叩いて新しく入って来てくれた子を
しばらく見ていると、この子は将来
きっと強くなるだろうなとわかる子もいて、
そういう子は大抵実際強くなります(^^)

将棋の好きレベルの高い子、
詰将棋などもどんどん進めていく子、
早見えタイプの子、
集中力がすごい子…etc
それらを総合的に見れば何となくわかります。

しかし、それとは対照的に
入って来た頃の印象はそれほどなく
むしろ、初めのうちは負けてばかりの子だった子が
後々、”化ける”ケースも結構あります。

このケースばかりは、私自身、なかなか見抜けません…(^^;
だからこそ、こども達の成長を見るのは面白いのですが。

詰将棋も初めはさっぱりだったのに、
ある頃を境に正解率が急上昇カーブを描いたり、
対局での昇級ペースもあるところで壁にぶつかり
壁の前でずっと足踏みをしたのに、
その壁を乗り越えるとぽんぽんと昇級を遂げたり。

こういうケースを見かけると
その子の成長がとても楽しみになるとともに、
”人間の可能性の壮大さ”、”誰しもチャンスは平等”
ということを教えられているような気がして
何だかとても勇気づけられます。

”現時点の能力よりも大切なのはその後の成長力”

これは昔、サッカーのユース世代の日本代表戦で
解説者の方が述べられていた言葉です。
中継の中で何気なく言われていた言葉ですが
私の中でとても印象に残り今でも心に刻まれています。