神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
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自由と責任は表裏一体

2022年11月27日 | 教室


当教室では出席は任意としており、
欠席時における連絡も必須とはしておりません。
また、課題も希望者には授けているものの
”宿題”ではありませんので
やるもやらないも本人次第です。

イヤイヤやっても身に付かず
主体的に取り組んでこそ
効果的に知識や技術を修得できると
私は思うからです。

また、将棋教室に通う目的・理由は
その子その子によって様々です。
将棋が上手くなるためだけに
通っている子ばかりではありません。

たとえば、
知育教材としての将棋に期待し
算数脳や論理的思考力を養わせたいとか、
落ち着きを身につけさせたいとか、
そういった理由で
お子さまを通わせてくださっている
保護者さまもいらっしゃいます。

目的・理由が異なるのであれば
出席頻度や課題挑戦の必要性に
差異が生じるのは当然であり、
画一的なルールを定めることは
あまり馴染まないのではないかと思っています。

ですから、最低限の約束事はあったとしても、
自由、任意、自主性…etc
基本的にはそういったスタンスを尊重し、
自分の目標・目的に応じて主体的に
取り組んでもらいたいと考えています。

しかし、”自由”というのは
悪い言い方に換えれば”放任”です。

今日の教室では以下のような要旨のことを
こども達に話しました。

棋力を上げたい、大会で優勝したい…etc
そうった部分を追い求めている子においては、
自由の中で自分がどのように取り組んで行くかを
考えることが大切。

自由という名の下に、
自分を律することなく本当に自由放題に
やっていたら成長はないよ。
それは”自由”ではなく”放ったらかし”。
自由であるが故に皮肉なことだけど
先生からも叱られない…。

自由の名の下に、
主体的に自らどんどん前進して行く子が
本当の意味で自由を謳歌している子。

君たちの内に秘めたる自主性を信頼しているから、
自由を上手く利用することを期待してます…。

以上のような話をしたわけですが、
低学年の子には難しい話だと思います…(^^;

今回は特に、
高学年&中学生の子向けの
メッセージとなりましたが、
高学年以上の子たちには
こういう”メンタリティ”の部分でも
強者であってほしいと願っております。
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