神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
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将棋を通じての学び

2018年11月07日 | 教室
今日は水曜教室日です。

先週はイベント開催によりまるまる一週間
神戸町中央公民館が使用できませんでしたので
今日は約2週間ぶりにホームグラウンド(?)に
還って来ました。



最近の水曜教室は金の卵である幼稚園児の子たちが
先輩たちの分厚い壁にはね返されながら(?)、
どんどん経験値を積んでおります(^^)

「負けても良いから、上手くなりたかったら
お兄さんお姉さんにいっぱい教えてもらおう!」
これが彼らとの合言葉です。

さて、先週のことですが、
当教室の子が将棋の取り組みに関する作文を書き、
第37回「文芸ごうど」の作文部門・小学校低学年部に
文芸賞を受賞したとのうれしい報告をいただきました。

文芸ごうどは、神戸町教育委員会が主催する
文芸作品のコンクールで、老若男女、在住地を問わず
出品ができるようです。
作文、随筆、短歌、俳句などの各部門があり、
各部門で文芸賞、優秀賞、秀作賞が決定され、
大賞に当たるのが「文芸賞」とのことです。

私も文芸賞受賞の作品を読ませていただき、
「あ~、こういう思いで将棋をがんばっていたんだ~」と
感銘を受けましたし、評議員のコメントにもあったのですが、
文章的にもよくまとまって、素晴らしかったです!

作品の一部をご紹介させていただきます。

”ぼくは、三年間しょうぎをつづけていて、
学んだ事があります。それは、もうやめたいなと思っても、
つづけてがんばっていく事が大切だということです。
(中略)
がんばっていれば、すぐけっかは出ないけど、
いつか出てくると思います。
 ぼくは、このしょうぎで学んだ事は、ほかの事でも
いっしょだと思います。べん強やスポーツでも、
すぐにあきらめてしまってはいけないと思いました。
少しずつでも、どりょくする力をつけていきたいです。”

私はこの作品を読ませていただき、筆者の子が
将棋を通じて人間的に成長してくれていることを感じ、
とてもうれしく思いました。

僭越ながら当ブログでも書いたりもしておりますが、
当将棋教室は、単に将棋の技術を修得するだけでなく
将棋を通じてこども達が人間力を高めてくれるような
指導を目指したいと思っております。

そのような私の期待に応えてくれるかのように、
筆者の子が将棋を通じて、技術プラスアルファの
学びを得てくれていたことは指導者の立場として
この上ない喜びです…。

最後になりましたが、
文芸賞の受賞おめでとう!!

次回の教室は、11月10日(土)です。
午後3時半、学習室2にて行ないます。
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