新年度

今日から新年度ということで、
今日の教室は新年度1回目の教室日です。

日曜教室は前半は授業を行っております。
今日は「必至」について学習しました。

必至というのは将棋の終盤における概念で、
次に相手の王将を必ず詰ますことができる一手のことをいいます。
「必ず」詰みに「至る」から必至といわれているとも。

”この局面で相手の王将に必至をかけましょう”という
必至問題という問題をたくさん解くことで
終盤力が鍛えられ、将棋の力も付くといわれています。
（そういう意味では詰将棋と同じような将棋筋力トレかもしれません）

今日は、必至問題をみんなで考えることで
終盤力のトレーニングを行いました。
初心～初級者の子たちにとっては難しい面もあると思いますが、
正解がわからなくても、自分なりに悩んで考えて、
最後に答え合わせで正解と説明を聞けば十分学習効果はあります。

もっといえば、某学習教材ではありませんが
「聞き流すだけ」でも効果有りだと思います(^^)

さて、最近は昇級者のご紹介があまり出来ていませんでしたので、
久しぶりにご紹介をいたします。

教室の子たちの増加とともに
すべての昇級者をご紹介し切ることが難しくなっておりますので、
今年度からは、久しぶりの昇級を果たした子や
急成長による連続昇級を果たした子などにフォーカスして
ご紹介していきたいと思います。


先月、2階級昇級した子です。
彼も詰将棋の取り組みが素晴らしい子です。
教室に来て詰将棋を始めたころはまだ手探りだったような感じでしたが
今ではコツをつかめており、なかなか間違えてくれません（笑）。
その素直な性格も上達に有利だと思います。
今はまだ上達途上の過程ですが、
半年後、1年後に大化けしている可能性も大です。

次回の教室は、4月4日（水）です。
春休み特別教室として行いますのでお時間にご注意ください。
（午後1時半～4時にて行ないます）