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モラモラ会社員がムラムラしながらお届けするヌルヌルアーカイブ。

たこ焼きギグでXserve

2004-09-01 | ヌルヌルアーカイブ
その日、本来であれば色とりどりの火花に包まれ、たゆたう煙にこの夏のおもひでを――もう原形が判別できなくなるくらいまでに――とうとうと溶け込ませてやろうと、そう思っていたのに。ああ、吹きすさぶ風が良く似合うお前……台風よ。約束の地……二子新地よ。遥かなる……俺の旅路よ。

気付くと、それらのすべてはヘクトパスカルの彼方へおいやられ、残ったのは……そう、なぜか「たこ焼き」だったんだ。

事実は、小説よりも奇なり。
苦あれば、楽あり。
ホンカツには、疑惑あり。
給料査定には、情けなし。
そして、男女8人が西小山のワンルームでたこ焼きマシンをちちくれば、結果はおのずと……わかるだろう?

――むりやりファニーにされた髪形のまま、アツアツのチーズ入りたこ焼きをほおばるアイツは……
夏の終わりのMVP。

――某いねむりしながらいろいろ承認する人と、同じ姓を持つあの子は……
季節の変わり目の承認者。

――世間体を人一倍気にしながらも、恋が愛に変わりつつある彼女は……
初秋のヴィーナス。

ほかにも、なんか野村のよっちゃんにクリソツな癒し系の男や、やたら身振りが大きい新橋系キャラの女などなど……プレーヤーの存在だけで、たこ焼きが堅焼きを通り越して、自然発火しそうなほどの――オルガスム・ギグだったぜ。

そして、当の俺はといえば、どうやら、実は……迷惑な存在だったらしい。もちろん、その場で即「オメーの方が迷惑なンだよ! このYOU THE ROCK ★ もどきがあぁぁ」と逆ギレしてやった。

まぁ、とりあえず……そうだ、次郎に行こう。次郎。決定!