表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

CADILLAC RANCH   R.I.P Burt...

2018-09-07 11:36:19 | ブルース・スプリングスティーン
James Dean in that Mercury '49
Junior Johnson runnin' through the woods of Caroline
Even Burt Reynolds in that black TransAm
All gonna meet down at tha Cadillac Ranch

そんなブルースの代表曲の一つ「キャディラック・ランチ」でも歌われたバート・レイノルズが、北海道で大地震が起こった昨日、82歳で亡くなったそうです。

BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND - CADILLAC RANCH (TEMPE, 1980)


『トランザム7000』シリーズの印象が強烈なので、"バート=黒いトランザム"というイメージはもちろんありますが、僕の中では何と言っても『ロンゲスト・ヤード』が最高です。『脱出』や『ハッスル』『グレート・スタントマン』(久しぶりに観たいなぁ)も大好きだけど、やはり80年代に彼の国の"ドル箱スター"(最近死語ですね)をクリント・イーストウッドと争っていた頃の作品には強い思い入れがあります。
問答無用の『キャノンボール』シリーズ、結構面白かった『ストローカーエース』、抜群のメディ・センスを生かした『結婚しない族』。あまりの面白さ(意外と地味にオーソドックスな)
にビックリした初監督作品『シャーキーズ・マシーン』。そして当時絶対に共演しないと言われたイーストウッドとダブル主演(一歩引いていたかな)の『シティ・ヒート』を映画館で観たときには涙が止まりませんでした。
これは最近で言えば『エクスペンダブルズ』で、シルベスター・スタローン&シュワちゃん&ブルース・ウィリスのアクション映画界の三大スターが同じ画面に登場したときと同じ(それ以上だったかも)衝撃でした。
その後はあまりレイノルズ映画は観ていなかったけど、20年前の『ブギーナイツ』でポルノ映画の監督役で出たときはブッたまげました。
大スターだった頃はいつもニヤけていて、女好きでタフガイを気取った、多分好き嫌いのはっきり分かれる役者さんだったんじゃないでしょうか。でもそんな姿さえ、今思えばそういう男を演じていたのかもしれませんね。

今夜は『ロンゲスト・ヤード』と『キャノンボール』を観て、バートを偲びましょう。


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